「誰か説明してくれないか」 フリック監督の憤慨…見逃されたハンドに「私なら2枚目のイエローかつPKとする」

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 バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、8日のアトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・ラウンド8の1stレグが8日に行われ、バルセロナはアトレティコ・マドリードと対戦。リニューアル後の『カンプ・ノウ』で公式戦14連勝中かつ、同スタジアムでの対アトレティコ・マドリード戦は20年間無敗だったなかで、シュート18本の猛攻が実らなかったほか、前半終了間際のパウ・クバルシ退場も響いて、0-2と敗戦。無類の強さを誇っていたホームで先勝を許してしまった。

 試合後、「負けてしまったけれど、いくつか素晴らしいチャンスがあった。我々は諦めない」と口にした一方で、ハンジ・フリック監督は、審判の判定に苦言を呈した。とりわけ、疑義を強く抱いているのが、54分のゴールキックのシーンだ。GKフアン・ムッソがDFマルク・プビルに横パスを出したことでプレーを再開させたように思えたが、これを後者は勘違いしたのか、ボールを手で止めて置き直した上で再度リスタート。見方によれば、エリア内でのハンドで、PKかつイエローカード(プビルは1枚もらっていたため退場)という判定でも不思議ではなかった。これについて、「クバルシの退場については分からない」と前置きした上で、「相手にもエリア内でハンドした場面があったけど、なぜVARが介入しなかったのかが理解できない。ミスは誰にでもあることだからこそ、VARがあるはずだ。PKと2枚目のイエローカード、つまりレッドカードが出されるべきだった」と自身の見解を述べた。

 さらに、憤慨するドイツ人指揮官は、「彼らは2ゴールを決め、とてもクオリティの高いプレーを見せた。最初のゴールは、我々の守備が甘かったからだ。レッドカードを受けて、その直後に失点してしまった」と対戦相手を称賛しつつも、「VARはアトレティコにかなり有利に働いていたね。(この試合の審判団は)ドイツ人だった。ありがとう、ドイツ」と皮肉。続けて「ゴールキーパーがプレーを再開させた後でディフェンダーが手で止めた場合、どういう判定になるのだろうか。私なら2枚目のイエローカードかつPKとするだろう。誰か説明してくれないか」と納得いかない様子だ。

 それでも最後に、「我々は全力を尽くしたけど、運に恵まれなかったと思う。でも、次のアトレティコ戦に目を向ける必要がある。我々は前向きだ。戦う」と意気込んだフリック監督。14日に行われる敵地での2ndレグで、逆転を成し遂げることはできるのだろうか。

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