米のNATO脱退論を協議か=トランプ氏、事務総長と会談

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 【ワシントン時事】トランプ米大統領は8日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長とホワイトハウスで会談した。会談ではトランプ氏がこれまで示唆してきた米国のNATO脱退の可能性や、イランとの停戦など中東情勢を巡って協議したもようだ。
 ルッテ氏は会談後にCNNテレビのインタビューで「率直かつオープンな」議論を交わしたと表明。トランプ氏について「(NATOに対して)明らかに失望していたが、同時に私の話にも注意深く耳を傾けた」と説明し、「私は欧州諸国の大多数が、基地の提供や後方支援、領空通過の許可などで協力した事実を指摘した」と語った。
 トランプ氏は会談後、SNSで「われわれがNATOを必要とした時、彼らはいなかった。今後もいないだろう。グリーンランドを忘れるな」と投稿した。欧州が警戒するデンマーク自治領グリーンランドの領有を改めて主張する構えとみられる。
 トランプ氏は対イラン軍事作戦に関し、事実上封鎖された原油輸送の要衝ホルムズ海峡の航行確保のために艦船派遣を日本を含む同盟国などに要請。NATO加盟各国がこれに応じなかったため、NATO脱退を示唆してきた。