FIFAワールドカップ2026で日本代表と対戦するスウェーデン代表FWが開幕戦で重傷を負ってしまったようだ。スウェーデン紙『Expressen』が伝えた。
欧州予選プレーオフに奇跡的に生き残ったスウェーデン代表は、準決勝でアルバニア代表を下すと、決勝ではポーランド代表を下して2大会ぶり13回目のワールドカップ出場を決めていた。
そのスウェーデンでは、ヨーロッパの主要リーグとは異なり、春秋制を採用しているアルスヴェンスカン(スウェーデン1部リーグ)が先週末に開幕を迎えたが、スウェーデン代表FWグスタフ・ルンドグレンが試合前に負傷。思わぬ重傷で長期離脱が確定してしまったという。
2025年11月に代表デビューを果たした30歳のベテランFWは、プーレオフ決勝のポーランド戦で終盤に出場。すると88分には右サイドをドリブルで突破すると、その流れから最後はヴィクトル・ギェケレシュがネットを揺らし、スウェーデンがW杯出場を決めていた。
大仕事をやってのけたルンドグレンは、開幕戦のユールゴーデン戦でメンバー入り。しかし、試合前のウォーミングアップ時に悲劇に見舞われ、キックオフ15分前に足を引きずりピッチから去ると欠場が決定。試合後には松葉杖をついた状態で現れ、アキレス腱断裂での長期離脱になるという。
GAISのフレドリック・ホルムベリ監督は試合前に「かかとに何かがあった。彼はロッカールームにいたが、話をする時間はほとんどなく、ただ抱きしめただけだ。彼はあまり嬉しそうではなかった」と、ルンドグレンの様子について言及。「彼の気持ちがよく分かる。彼はこの日をずっと楽しみにしていたし、コンディションも万全だった。私も同じ苦しみを感じる」と、開幕戦直前での負傷を嘆いていた。
また、ルンドグレン本人も取材に応じ「少しショックを受けている。何が起きたのか、それが何を意味するのか、まだよく理解できていない」と、ケガの状況は正確には分かっていないとしながらも、「あらゆる状況から判断すると、アキレス腱断裂のようだ。かなり長い期間の離脱になる。今シーズンはほぼ終了した」と、シーズン絶望の重傷の可能性が高いことを認めた。
ケガをした状況については「バックステップをしてからパスをしようとしたんだ。誰かに踏まれたのかと思って手で触ったら、ほぼ何も残っていなかった。すぐにこれはまずいと悟った」と振り返り、すぐにアキレス腱断裂だと判明したとのこと。そして、悲願のW杯への出場も叶わなくなってしまったことについても言及した。
「(スウェーデン代表入りを)当たり前だとは思っていなかった。でも、そのチャンスを掴むための挑戦すら自分には許されないというのは、本当に辛いことだ。何が起きたのか、自分の中で整理がつくまでには、きっと数日はかかるだろう」
W杯出場に貢献したルンドグレンは無念の離脱。W杯行きに向けたアピールがスタートする前の重傷に、明らかに表情は曇っていたという。なお、GAISはユールゴーデンに0ー1で敗れていた。
【動画】ルンドグレンの突破からスウェーデンがW杯出場を決める決勝ゴール