【モデルプレス=2026/04/07】4月7日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」。Season2(FODで独占配信)にゲスト出演する超特急の小笠原海(おがさわら・かい/31)は、Season1に出演していたメンバー・草川拓弥から受け取ったバトンをどう繋ぐのか――。【インタビュー】 【写真】超特急メンバー、高校文化祭で目撃した人気アイドル ◆「東京P.D. 警視庁広報2係」Season2 本作は、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマ。警視庁記者・報道記者を経験した者が原案者となり、リアリティーにどこまでもこだわり抜き、広報という立場で事件解決に向けて奔走する姿を、事件発生時のメディアの裏側とともに描く。タイトルにある“P.D.”とは、Police Departmentの略である。 Season2で小笠原が演じるのは自己啓発セミナー団体である“新生自尊の会”の会員・丸井秀夫。物語の核心を担う犯人役に挑戦している。同じく超特急のメンバー・草川は、Season1で物語を大きく動かすきっかけとなった捜査一課の刑事・伊澤嘉人を熱演。入信していた“新生自尊の会”の命令で犯行に及んだとされ、自殺にまで追い込まれたが、それは冤罪だったことが判明した。 ◆小笠原海、念願の犯人役に挑戦 ― Season2への出演の心境はいかがですか? 小笠原:僕が出演させていただくSeason2はFODでの配信ですが、地上波の放送終了から間を置かずにスタートする形は、僕にとっても初めての経験なので参加できて嬉しいです。多くの方に愛されているドラマだと思いますので、その流れでSeason2も思いっきり楽しんでください。 ― 刑事モノへの挑戦については、どう捉えていますか? 小笠原:以前からマネージャーさんと「今後は骨太でハードな作品に挑戦していきたい」と話していたので、2026年というこのタイミングで念願が叶い、すごく嬉しいです。僕自身、犯人役や悪役を演じてみたいと強く思っていましたし、僕が好きな作品は、悪役が魅力的な作品が多いんです。それはただの「悪」ではなく、その人なりの正義や信念があるキャラクター。観ている方々に、誰しもがなりうる人間の危うさを感じてもらえるよう、挑みました。現場では丁寧な指導を受けながら、一つひとつ丁寧に演じさせていただきました。 ― ハードな作品に挑戦したいと思った具体的なきっかけはありますか? 小笠原:お芝居に向き合っていく中で、自分を追い込むような感情や必死さをもっと表現したいと考えるようになりました。僕自身があまり怒るタイプではないので、あえてハードな世界観の作品に参加することで、新しい表現方法に出会いたいという思いがあり「挑戦していきたいよね」という話をずっとしていました。 ― 丸井を通して新しい自分には出会えましたか? 小笠原:挑戦だらけでした。シーンの半分以上が、巨椋雅史さん(吉原光夫)と取調室で1対1で対面する場面。そこでは淡々と喋るだけでなく、怒りや悲しみといった激しい感情の起伏が同じ空間で行き来します。罪を犯した直後の興奮や、ふつふつと燃え上がるような内面の情熱。それらを出しすぎず、かつ悟られすぎないように表現するのは非常に難しかったです。周囲の皆さんのお力をお借りしながら、一つひとつ丁寧に新しい自分を模索させていただいています。 ◆小笠原海、俳優としての転機 ― 今回演じる丸井という人物をどのように捉えていますか? 小笠原:丸井という人間は、非常に真っ直ぐ。その真っ直ぐさがゆえに、脆さを抱えているキャラクターです。監督やプロデューサーさんとも、彼がどういう人間なのかをたくさんお話させていただきました。自分自身と重ねて見てもらえるような“誰でもなりうる可能性のある人物”なのかなと思います。 僕自身、罪を犯したことはないので(笑)、そこに至るまでの心理を理解するため、話し合いを重ねて自分を追い込んでいきました。精神的にしんどいシーンが多く、演じ終わった後は疲弊感がありましたが、それだけ深く丸井として存在できているのかなと感じることもできて、自分の中でかなりやりがいのある役です。まだ撮影は残っているので、最後まで集中を切らさず、楽しく挑んでいきたいです。 ― 難しい役だと思いますが、役作りは具体的にどのように進められたのでしょうか? 小笠原:衣装合わせの際に、監督と2時間ほど1対1で本読みをする機会をいただきました。役柄や感情の動きについて僕の意見も取り入れていただきながら、じっくりと一緒にキャラクターを作り上げてもらいました。本読みだけで、僕自身が丸井の感情に入り込み、少し泣いてしまったくらい深く向き合ってくださったんです。そこで役を掴めた感覚があり、現場に入るまでの期間でさらに自分を追い込むことができました。 また、監督から「この映画のキャラクターの揺れ動きを参考に」と具体的な作品を挙げていただくこともあり、実際に観て演技に取り入れました。まるでワークショップのような経験は、今後の俳優人生においても貴重な時間で、自分の中である種の「転機」になったと感じています。 ◆小笠原海、超特急で繋ぐバトン 草川拓弥とのやり取り ― Season1で物語を大きく動かすきっかけとなった伊澤嘉人を演じた草川さんに続いて、グループのメンバーで同じシリーズの作品に出演する心境はいかがですか? 小笠原:超特急でこうした形でバトンを繋げられることはすごく嬉しいです。役柄の上でも「自尊の会」という接点があり、僕が演じる丸井と、拓弥が演じた伊澤さんが重なるような場面もあります。直接的な共演こそありませんが、どこかで繋がっていると感じる瞬間がありました。出演が決まったときにもいの一番に「同じの出ます!」と報告したら、拓弥も喜んでくれました。拓弥とは高校も同じで付き合いも長いので、そこでバトンを繋いで、作品を盛り上げられるのはすごく光栄です。 ― Season1はどうご覧になりましたか? 小笠原:出演が決まったのはSeason1の放送途中でした。広報課にフォーカスを当てた刑事ドラマは新鮮でしたし、現実社会ともリンクする深く考えさせられる部分が多い作品だったので、そこに僕が参加させていただけることは嬉しいですし、Season1からSeason2で一番大きな事件に繋がっていくので、大事に演じたいと思いました。あとは「拓弥、なんか悲しいな…」とも思っていました(笑)。 ― 伊澤は結局犯人ではなかったですよね。草川さんのお芝居はどうご覧になっていましたか? 小笠原:同じメンバーで直接お芝居している姿を見ることはなかなかないですし、今まで人生の半分以上彼と一緒にいますが、お芝居している拓弥はまた違った、見たことのない姿なので、ドラマの経験がライブパフォーマンスにも活かされているのかなと感じます。近くで見ていて「僕自身も頑張ろう」と刺激になります。 ― 草川さんから何か言葉はありましたか? 小笠原:特にはないですが、「同じ作品に出られるのはすごく嬉しいね」という話をしました。役柄では直接の知り合いでもないですし、2人の関係値があったわけでもないですが、Season1からSeason2の物語を通して繋がりを感じられるので、拓弥も楽しみにしてくれています。 ◆小笠原海、福士蒼汰&緒形直人らとの会話 ― 共演者の福士蒼汰さんや緒形直人さんとは、現場でどのようなお話しをされていますか? 小笠原:緒形さんがもう優しい(笑)!現場でご一緒する度に話しかけてくださったり、グループについても気にかけてくださるんです。福士さんも超特急の話をしてくださったり、拓弥を通じて僕の話をしてくださったり、「何が好きなの?」みたいな全く関係ないプライベートの話もしたり、みなさんすごく温かいです。劇中では敵対する関係ですが、カメラが回っていないところでは、僕みたいないわゆる新参者を迎え入れてくださいます。演じているときは自分を追い込まなければならないので苦しい時間やしんどい部分もありますが、カットがかかれば永遠にスタッフさんと喋っているので、とても楽しくやらせてもらっています。 ― みなさんのお芝居を間近で見て感じたことはありますか? 小笠原:取調室でマジックミラー越しに拝見する機会が多いのですが、刑事側も演じてみたいと強く思います。単に相手を追い詰めるだけでなく、その裏側に優しさや愛情、あるいは厳格さが入り混じり、感情が複雑に揺れ動く様こそが、この作品の醍醐味だと感じました。監督やプロデューサーさんと話し合いながらみんなで作り上げているので、すごくやりがいのある現場ですし、僕自身も貢献できたらいいなと思っています。 ◆小笠原海「東京P.D.」見どころ ― 本作に出演して、広報課の印象やニュースの見方は変わりましたか? 小笠原:正直、出演前は広報課がどのような役割を担っているのか詳しく知らなかったのですが、今作を通じて向き合い方や感じ方が大きく変わりました。警察の組織形態についても改めて勉強させていただき、広報課や刑事課など、多岐にわたる部署が連携して情報が世に伝わっていく過程を知ることは、非常に新鮮でした。観ていても、自分が現場にいても、僕の想像していた刑事ドラマとはまた違った雰囲気で、今までにない視点をもらえる作品で、自分の知識量が増えた気がしてありがたいです。 ― 最後に見どころを教えてください。 小笠原:Season2では、Season1から続く「自尊の会」がキーになるお話です。その中で、丸井というごく普通の人間が引き起こす事件が、世間を揺るがす大きな事態へと発展していきます。丸井は犯人ではありますが、Season2における重要なキーパーソンなので、僕を中心にみなさんを巻き込んで事件が広がって、解決へと向かっていく様を全力で楽しんでいただければと思います。 ― ありがとうございました! (modelpress編集部) ◆小笠原海(おがさわら・かい)プロフィール 1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の2号車・カイとして活動中。主な出演作品は、TBSドラマ「アンナチュラル」、映画「東京喰種」「じっちゃ!」、舞台「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」など。グループでは11月25日の東京ドーム公演が決定し、注目を集めている。 【Not Sponsored 記事】