航空自衛隊 岐阜基地の「飛行開発実験団」がSNSに投稿した、C-1初号機とブルーインパルスを模したラッピングカーの写真が話題を集めました。
空自の“クセ強”ラッピングカーがSNSで話題に
航空自衛隊 岐阜基地の「飛行開発実験団(ADTC)」は2026年4月3日、Xの公式アカウントにおいて2台のラッピングカーの写真を公開しました。このラッピングカーはX上で、再現度やベース車両の珍しさから“クセが強すぎる”と話題を呼んでいます。
投稿された画像に写っているのは、“銀ちゃん”の愛称でも知られる国産ジェット輸送機C-1の試作初号機(28-1001)と、ブルーインパルスのT-4練習機のカラーリングを再現してカスタムされた2台の軽自動車です。
このうち、C-1試作初号機のレプリカカラーに改造されているのは、スズキが2003年に発売した「ツイン」というクルマです。ツインは軽自動車としては珍しい2人乗りの超小型ハッチバックモデルで、全長はわずか2735mm。ガソリンエンジン仕様のほか、鉛蓄電池を搭載したハイブリッド仕様も存在しましたが、生産終了となった2005年までに1万台ほどしか作られておらず、現在では希少車としてファンから親しまれています。
またブルーインパルスのカラーが施されているのは、ダイハツが1996年に発売した「ミゼットII」です。ミゼットIIは昭和期の軽オート三輪である「ミゼット」の名前を受け継いだモデルで、こちらも全長は2790mmと軽規格の上限を下回る小型さが特徴です。
投稿によると、2台はC-1の元パイロットであるADTCの前総務部長の定年退官行事に駆け付けたとのこと。X上では投稿に対し、「C-1輸送機を模したラッピングがハイセンスですね」「ちっちゃくなった銀ちゃん」「ミゼットIIとツインとかクセ強過ぎねぇか」などのコメントや引用ポストが集まっています。
なお、航空自衛隊は今年2026年にC-1試作初号機の解体を実施しており、機体は3月までに完全に解体されました。ADTCの投稿には「銀ちゃん(涙を浮かべた顔文字)」など、同機への惜別の声も寄せられました。