失意のバストーニを温かい拍手が包む!…W杯予選敗退後最初の試合でスタンディングオベーション

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 インテルは現地時間5日に行われたセリエA第31節でローマを5-2で下した。

 ホームの声援を受けるインテルは開始直後にラウタロ・マルティネスのゴールで先制すると、一時追い付かれるも45+2分にハカン・チャルハノールが衝撃的なロングシュートを叩き込んで勝ち越しに成功。後半にはラウタロ、マルクス・テュラム、ニコロ・バレッラがネットを揺らし、5-2でリーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。

 この試合では心温まる一幕も。58分、アレッサンドロ・バストーニが交代でピッチを去る際、約7万5千人の観客が詰めかけた『サン・シーロ』はスタンディングオベーションに包まれた。失意のどん底にある26歳に対し、ファン・サポーターが盛大な拍手を送ることで連帯を示した形となった。

 バストーニは現地時間2月14日に行われたユヴェントスとのイタリア・ダービーにてピエール・カルルの退場を誘発。しかし、リプレイ映像を確認すると、転倒するほどの強い力が加わっていたようには見えず、レッドカード提示後に喜びを爆発させた振る舞いも相まって激しい批判に晒されることに。さらに、3月31日に行われたFIFAワールドカップ2026欧州予選プレーオフ・パスA決勝では41分に決定機阻止で一発退場。数的不利となったイタリア代表は延長戦まで戦い抜いたがPK戦の末に敗れ、3大会連続でワールドカップ出場を逃すこととなった。

 試合後、バストーニのSNSには1万件を超える批判コメントが寄せられ、妻を含めてコメント欄を制限せざるを得ない事態に。ローマ戦前、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長は「バストーニに対するバッシングは恥ずべき行為であり、彼はインテルにとって重要な存在だ」と前置きしつつ、次のように語っていた。

「イタリア代表の敗退にはもっと根深い問題があり、彼がまるで罪を犯したかのような扱いを受けるべきではない。イタリアでは誰もが心理学者やサッカーの専門家を気取ってあれこれと言う。確かに彼はミスを犯したが、人間であれば当然であり、彼のような年齢ではよくあることだ。彼はインテルにとっても、イタリアサッカーにとっても貴重な存在なんだ」

【動画】失意のどん底にあるバストーニにスタンディングオベーション!