福岡空港の国内線旅客ターミナルにあるフードコート型の飲食施設「the foodtimes」がリニューアルオープンを迎えました。早速、出店店舗のメニューを味わっていきます。
福岡空港「新・フードコート」を堪能!
2026年4月1日、福岡空港の国内線旅客ターミナルにあるフードコート型飲食施設「the foodtimes」が移転・リニューアルオープンを迎えました。福岡・九州発祥の人気店が一堂に会するという「食の暴力装置」ともいえる布陣です。これはもう、空港というより“胃袋破壊エリア”といって差し支えありません。
同じ国内線旅客ターミナルの2階から3階へと移転した新しい「the foodtimes」は滑走路に面しており、食事をしながら離着陸する飛行機を眺められるのがウリとのことです。ただし筆者にとっては“花より団子”、そして“団子よりアブラマシマシ”が最優先事項。最も重要なのはどれだけ幸せにカロリーを取れるかです。飛行機が遅れれば、その分美味しいもの食べられますからね。
新「the foodtimes」には、「海鮮丼 日の出」(海鮮丼・定食)、「鉄板焼天神ホルモン」(鉄板焼)、「因幡うどん」(博多うどん)、「リンガーハット」(長崎ちゃんぽん)、「佐世保バーガーC&B」(佐世保バーガー)、「伽喱本舗」(門司港・焼カレー)、「ビフテキ屋うえすたん」(ステーキ)、「元祖博多ソルたこ」(塩たこやき)と、もはや“全部食べろ”と言わんばかりの布陣が並びます。
正直、1店舗で済ませるという発想自体、ヘルシーすぎますね。実はその前に朝食で例の「ベタナマ」ラーメンをいただいたのですが、ココはある程度本気出して食べます。
内覧会では試食の機会もありましたが、この日の筆者は連日SNSに流れてくるアメリカンBBQの画像に完全に洗脳されており、胃袋はすでにテキサス仕様。ただでさえ美味しいものしかない福岡なのに……。罪深いです。
というわけで「ビフテキ屋うえすたん」のステーキと「佐世保バーガーC&B」のバーガーという、脂と肉で殴りかかる黄金コンボを選択し、気分だけでも“アメリカのマッチョなパパ”になりきることにしました。
筆者はちなみにダイエット中です。赤身肉なら太りません。
ビフテキ&佐世保バーガーのお味は…?
まず「ビフテキ屋うえすたん」さんで頼んだのは、おすすめメニューの「サーロインステーキ(120g)」で、お値段は1590円。ステーキの上にはガーリックバターがこんもりと盛られており、見るだけで食欲をそそります。
当然このガリバタは肉だけでなく、付け合わせのジャガイモやニンジンにまで容赦なく絡みつき、本来健康食である野菜を皿を“共犯”に引きずり込みます。お肉を頬張りながら噛み締めていると、気分は完全に「西部の荒くれ者」です。できればここに白米をかきこみたい衝動に駆られますが、今回はあえて我慢しました。しかし正直に言うと、日本人のDNAが「コメをよこせ」と叫んでいます。こういう「肉食べてる」ときこそ、無限ライスが必須なのです。
肉汁と脂をしっかり吸い込んでおり、これがまた危険な存在です。せっかく健康のためにご飯をガマンしたのに……そんな行動はヤメテ……。
しかしここで止まってはいけません。追撃として「佐世保バーガーC&B」の「W(ダブル)バーガー」(1600円)を投入します。パティとチーズが倍という時点で、すでに理性は自宅に置いてきています。
ひと口かぶりつくと、肉汁、ベーコンの脂、チーズのコクが一気に押し寄せてきます。でもパンは、その緩衝材を果たしてくれます。某マシマシラーメン屋さんの麺のように。それでもベーコンの力技感が凄まじく、「まだ足りるか?」と言わんばかりに脂の旨味を追加で叩き込んできます。もはや「優しさゼロ」のパワープレイです。
とはいえ、ただ重いだけでは終わらないのがこのバーガーの恐ろしいところです。レタスのシャキシャキ感とトマトの酸味が絶妙にバランスを取り、最後まで食べ切れてしまう設計になっています。つまりこれは、“無限に食べられてしまう危険な食べ物”です。
こうしてステーキとバーガーという、どう考えてもやりすぎな組み合わせを完食しましたが、不思議と満足感と同時に「まだいけるのでは?」という錯覚すら覚えました。九州・福岡にいながらアメリカの空気を感じつつ、結果的には日本の食の完成度の高さと“胃袋への優しさ”を同時に実感することとなりました。
次に訪れる際は、“ニッポンのお父さん”的な定食を選ぶのも良さそうですが、おそらくその前にまた肉と脂に手を出してしまう気がします。
お腹のキャパがあれば和食を頼んでみようとも思うんですが、福岡空港だと多分その前にもつ鍋かラーメンにいってしまいそうです。「日本で一番美味しいものが集まる街」が福岡だと思っている筆者なので、「空港ですらウマいんかい!」とツッコミを入れてしまいました。