海自が導入する「超巨大イージス艦」試験の様子が公開! 強力な“千里眼レーダー”が標的を追尾 まさに天狗!?

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海上自衛隊は、アメリカのイージス・システム搭載艦用試験施設で実施された実標的追尾試験の様子を公開しました。

実標的追尾試験「ステラ―・テング(天狗)」の様子が公開

 海上自衛隊は2026年4月2日、アメリカのイージス・システム搭載艦用試験施設で実施された実標的追尾試験の様子を公開しました。就役後は海上自衛隊で最大の水上戦闘艦となる「イージス・システム搭載艦」の整備に向けた動きが着々と進んでいます。

 イージス・システム搭載艦は、配備が中止された陸上配備型イージス・システム「イージス・アショア」の代替となる艦艇です。

 既に建造が始まっており、1番艦は2027年度末、2番艦は2028年度末の就役が予定されています。

 艦種記号はこれまでのイージス艦と同じ「DDG(ミサイル駆逐艦)」ではなく、「CG(ミサイル巡洋艦)」となることが明らかになっており、就役後は西側で最大の水上戦闘艦となる見込みです。主にBMD(弾道ミサイル防衛)を担当し、最新鋭イージス艦と同等以上の能力を備えた艦となります。

 従来のイージス艦は、対空レーダーとしてSPY-1を搭載するのに対し、イージス・システム搭載艦は、アメリカ本土に配置されている弾道ミサイル探知用の「長距離識別レーダー(LRDR)」をベースに開発されたSPY-7レーダーを搭載予定です。昨年9月からアメリカでSPY-7レーダーを含むアメリカ製装備品の陸上統合試験が実施されていました。

 今回の実標的追尾試験「ステラ―・テング(天狗)」は、米国ミサイル防衛庁と共同で実施され、弾道ミサイル防衛能力の確認に必要なデータを取得できたとしています。今後、試験で用いられた機器が海上自衛隊に納入される予定です。

 なお、イージス・システム搭載艦の基準排水量は1万2000トン、速力は約30ノット(約55.6km/h)。動揺に強く、居住性を向上させる方針が示されています。乗組員は約240人となる見込みで、これまでのイージス艦より20%以上の省力化が図られます。

【画像】まさに千里眼!これが「イージス・システム搭載艦」標的追尾試験の様子です