既存の艦艇10種類以上を統一!?“未来の標準艦”建造に向けて北欧の海軍国が動き出す

再エネ 2040年に日本の主電源へ

ノルウェー国防資材庁は2026年3月30日、標準化艦艇の設計契約を、ソルト・シップ・デザインおよびコングスベルグ・ディフェンス・アンド・エアロスペースと締結したと発表しました。

小型・中型艦艇を標準化する?

 ノルウェー国防資材庁(FMA)は2026年3月30日、標準化艦艇の設計契約を、ソルト・シップ・デザイン(SALT)およびコングスベルグ・ディフェンス・アンド・エアロスペース(コングスベルグ)と締結したと発表しました。

 標準化艦艇とは、ノルウェー海軍で現在運用されている10種類以上の艦艇を、共通の設計・規格に統一していく計画です。艦艇の種類については現時点で明言されていないものの、小型〜中型の支援・哨戒系の艦艇を中心に、小型戦闘艦であるコルベットも含まれる可能性があり、最大28隻がこの標準化艦艇になる見込みです。

 なお、標準化艦艇は、1つの船体に任務別のモジュール式装備を搭載する設計になります。この方式により、整備の統一化、コスト削減、運用の柔軟性向上が期待されています。なお、最初の艦は2030年頃に納入予定です。

 ノルウェーはこの建造プロジェクトを通じて国際的な標準艦艇クラスの確立を狙っており、リトアニアへの標準化艦艇の供給についても合意を締結しています。さらに、イギリスとの産業協力において、フリゲート調達に関連した戦略パッケージの一部を担う予定とされています。