セリエA第31節が4日に行われ、ラツィオとパルマ・カルチョが対戦した。
かつてアーセナルでアシスタントコーチを務めた若き指揮官カルロス・クエスタのもと、ここまで勝ち点「34」を獲得し12位につけているパルマ・カルチョ。在籍2年目の日本代表GK鈴木彩艶は骨折による長期離脱がありながらも、公式戦15試合でゴールマウスを守っている。しかし、頼れる守護神の実戦復帰後チームは連敗中。8位ラツィオのホームに乗り込む今節、鈴木は3試合連続でスタメンに名を連ね、復帰後初勝利、そしてチームとして5試合ぶりの白星を目指す。
序盤はパルマ・カルチョが後方からボールを繋ぎつつ、やや押し気味に試合を進める。15分には敵陣左サイドの低い位置でFKを獲得し、エマヌエーレ・ヴァレーリがゴール前に柔らかいクロスを上げると、混戦からエンリコ・デル・プラートが右足のボレーシュートを叩き込み、敵地で先制に成功した。
ビハインドを負ったラツィオは徐々に盛り返し、敵陣ゴールに迫る場面を増やしていくが、GK鈴木を脅かすまでには至らず。44分にはパルマ・カルチョが追加点のチャンスを作り、マンデラ・ケイタとの連携で右サイドを突破したサシャ・ブリッチギのラストパスからヴァレーリがミドルシュートを放ったが、GKエドアルド・モッタの好セーブに阻まれた。前半は0-1で終了する。
1点ビハインドで後半を迎えたラツィオは、フレッシュな選手を投入しつつ圧力を強めていくが、なかなか決定機には至らない。67分にはフィサヨ・デレ・バシルが中央で起点を作ったところから右サイドへ展開し、後方から駆け上がってきたマヌエル・ラッザリが右足を振ったが、強烈なシュートはGK鈴木がガッチリとキャッチした。
しかし77分、左サイドからケネス・テイラーとのワンツーを使ってカットインしたティジャニ・ノスリンが右足を振ると、DFに当たったシュートがGK鈴木の逆を突く形となりゴール左下隅に吸い込まれた。試合はこのまま1-1で終了し、パルマ・カルチョは5試合ぶりの白星とはならなかった。次節、ラツィオは13日にアウェイでフィオレンティーナ、パルマ・カルチョは12日にホームでナポリと対戦する。
【スコア】
ラツィオ 1-1 パルマ・カルチョ
【得点者】
0-1 15分 エンリコ・デル・プラート(パルマ・カルチョ)
1-1 77分 ティジャニ・ノスリン(ラツィオ)