バルサが10人のアトレティコに逆転勝利! 2位レアルと「7」ポイント差に…CLの前哨戦を制す

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 ラ・リーガ第30節が4日に行われ、アトレティコ・マドリードとバルセロナが対戦した。

 今シーズン4度目の直接対決はラ・リーガ優勝争いの行方にも影響を与える大一番となった。連覇を目指すバルセロナは前節終了時点で2位レアル・マドリードに「4」ポイント差をつけて首位を走っており、現在リーグ戦は5連勝中。レアル・マドリードは今節マジョルカに敗れており、今節はポイント差を広げるためにも絶対に勝利が欲しい一戦となる。一方、アトレティコ・マドリードは前節ダービーに敗れて連勝が「4」で止まり、ビジャレアルに抜かれて4位に転落した。

 今シーズンの対戦成績はバルセロナの2勝1敗。両チームはチャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ準々決勝でも対戦することとなっており、今節は今後10日間で行われる3連戦の初戦であり、CLの前哨戦となる。

 試合は序盤から比較的オープンな展開となる。11分、ナウエル・モリーナの縦パスを引き出したアントワーヌ・グリーズマンが巧みなドリブルからフィニッシュに持ち込むも、シュートはGKジョアン・ガルシアの正面へ。一方のバルセロナはフェルミン・ロペスが背後へのランニングを繰り返してチャンスを創出。13分にはラミン・ヤマルがアウトサイドで蹴ったロングスルーパスに抜け出してシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。

 一進一退の攻防が続く中で迎えた35分、ヤマルがダニ・オルモ、F・ロペスとの素晴らしい連携で狭いスペースを崩したが、シュートは惜しくも右ポストを叩く。するとその4分後、クレマン・ラングレが相手ハイラインの背後に蹴り込んだ高精度のロングフィードにジュリアーノ・シネオネが反応し、巧みなトラップから右足を振り抜きネットを揺らした。

 しかしバルセロナもすぐさま反撃。失点から2分後、左サイドをドリブルで持ち上がったマーカス・ラッシュフォードがカットインし、ダニ・オルモとのワンツーでボックス内へ侵入する。そのまま左足で流し込み、試合を振り出しに戻した。さらに45+3分にはヤマルに対して背後からスライディングタックルを見舞ったニコ・ゴンサレスにレッドカードが提示され、アトレティコ・マドリードは10人での戦いを余儀なくされることとなった。

 後半開始早々の46分、ジェラール・マルティンが足裏でティアゴ・アルマダの足首を踏む形となり、一度はレッドカードが提示されたが、VARによる確認を経てイエローカードに変更された。数的有利のバルセロナはヤマルがいる右サイドを起点に攻め込んでいくが、アトレティコ・マドリードも最終局面で粘り強い対応を続ける。60分にはヤマルが複数人を抜き去って左足のミドルシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。

 70分、エリック・ガルシアの縦パスを受けたフェラン・トーレスがワンタッチでフリックしボックス内へ侵入。ダニ・オルモからのリターンパスを受けてシュートを放ったが、至近距離からの一撃はGKアン・ムッソに阻まれる。その後も攻め続けるバルセロナだが、ホセ・マリア・ヒメネスらアトレティコ・マドリードの守備陣が体を張った対応を続け、タイスコアのまま最終盤へ突入する。

 87分、敵陣左サイドの深い位置でボールを受けたジョアン・カンセロが深い切り返しを2つ入れて右足でシュートを放つ。GKルッソが弾いたボールがロベルト・レヴァンドフスキの肩に当たってゴールに吸い込まれ、土壇場で逆転に成功した。試合は1-2で終了し、勝利したバルセロナが2位レアル・マドリードとの勝ち点差を「7」とした。次節は11日に行われ、アトレティコ・マドリードはアウェイでセビージャ、バルセロナはホームでエスパニョールと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1-2 バルセロナ

【得点者】
1-0 39分 ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリード)
1-1 42分 マーカス・ラッシュフォード(バルセロナ)
1-2 87分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)