イタリア代表の次期監督候補として、ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督と、ミランを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の名前が浮上している。『スカイ・イタリア』が1日に報じた。
FIFAワールドカップ2026欧州予選・2次予選(プレーオフ)パスAの決勝が3月31日に行われ、イタリア代表は敵地でボスニア・ヘルツェゴビナ代表と激突した。試合は序盤の15分、敵陣で相手のミスを誘ったところから、FWモイーズ・キーン(フィオレンティーナ)が強烈なシュートを突き刺し、“アズーリ”が先制。しかしながら、前半終盤の41分、相手の抜け出しを阻もうとしたDFアレッサンドロ・バストーニ(インテル)がレッドカードで退場処分を受けると、数的不利となったイタリア代表は押し込まれる展開を強いられる。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の攻撃を1失点で抑え、PK戦に望みを託したが、“夢”は儚くも潰えることとなった。
イタリア代表は2014年のブラジル大会以来、3大会ぶりのワールドカップ出場を決められなかった。過去、4度のワールドカップ優勝を誇りながら、3大会連続でワールドカップにイタリア代表が不在となる。
この結果を受けて、イタリア代表を率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、“アズーリ”を離れることが濃厚と見られている。FIFAワールドカップ2026欧州予選真っ只中の昨年6月よりイタリア代表を率いた“闘犬”は、6試合で勝ち点「15」を稼いだが、ノルウェー代表との直接対決でチームを勝利に導くことはできず。プレーオフで涙を飲む結末となっていた。
ガットゥーゾ監督の契約期間は1年間だったが、ワールドカップ出場権を獲得した場合は、その後2年間契約を延長できるオプションが付いていた。しかしながら、今回は同条件を達成できなかったため、契約満了に伴い、チームを離れることが確実視されている。
早くもイタリア国内では後任人事にまつわる噂が浮上。今回、『スカイ・イタリア』が有力候補として名前を挙げたのは、コンテ監督とアッレグリ監督だ。
両名ともに現在はセリエAのクラブを率いている立場だ。同メディアは、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はコンテ監督とのさらなる契約延長(現行契約は2027年6月30日まで)を望んでおり、ミランのオーナーであるジェリー・カルディナーレ氏も昨夏に招へいしたアッレグリ監督をそう簡単には手放さないと指摘。一方で、FIGC(イタリアサッカー連盟)側が“真の長期的な再建計画”を提示できるならば、両者はイタリア代表への扉は閉ざしてはいないと報じた。
果たして、イタリア代表の周りに降り続く雨をやませ、晴天の空を作り出す人物は、誰になるのだろうか。
【ハイライト動画】イタリア代表はPK戦で夢破れる