市役所食堂、営業に幕 岡山市

企業不動産の流動化ニーズ高まる

 岡山市役所の食堂が長年にわたる営業の幕を閉じた。新庁舎完成を5月に控え、施設の使用契約が終了するため。新庁舎では食堂などの設置の予定はなく、今後は市役所から食堂が姿を消す。
 市によると、現庁舎が誕生した1968年当時から食堂スペースが設けられており、2004年から現在の業者が営業。地下1階でカレーやうどんなどをリーズナブルな値段で提供してきた。
 営業最終日となった3月31日も、市役所が昼休みに入ると多くの利用客が行列をつくっていた。常連客にねぎらいの言葉をかけられた店員は「有終の美です。ありがとうございました」と笑顔で返していた。
 食堂に15年ほど通っているという70代の男性は「なくなって残念。あすから一体どうしようか」と寂しげだった。【もぎたて便】

〔写真説明〕営業最終日となった市役所の食堂=3月31日、岡山市北区