中国人民解放軍の公式報道Xアカウント「China Military Bugle」が、「アトラス」ドローン群システムを公開しました。
戦場でドローン編隊を編成できるランチャー?
中国人民解放軍の公式報道Xアカウント「China Military Bugle」が、「アトラス」ドローン群システムを公開しました。
このシステムは、偵察や攻撃任務のために多数のドローンを統合的に運用することを目的としたプラットフォームです。
ドローン発射用ランチャーから最大96機のドローンを射出し、これらを1人のオペレーターが管理・制御できるとされます。AIや自律飛行能力を活用することで、個々のドローン単体による運用と、連携した編隊飛行の双方が可能となる見込みです。
また、射出されるドローンのペイロードは必ずしも均一である必要はなく、弾薬搭載機、光学センター搭載機、通信システム搭載機など役割を分けることで、偵察、目標選定、発射制御、攻撃実行、さらに電子戦など、さまざまな任務を1つの射出システムで実行できます。
今回の試験では、協調的な偵察が行われ、複数の目標の中から指揮車両を自律的に識別したうえで、外観が似た3つの目標がある試験場でドローンが発射されたとみられます。将来的には、運用範囲を大幅に拡大し、飽和攻撃、精密攻撃、縦深打撃任務などで、ミサイルや砲弾に代わる戦力を得る可能性があると、中国国内や海外の防衛メディアでも報じられています。
「China Military Bugle」も、このシステムについて「現代戦のあり方を変革しつつある、アルゴリズム駆動型技術の急速な進歩を示している」とアピールしています。