スコットランド地元紙「日本は北米で存在感を示す」…前田大然には辛口評価

なぜ?インフレで不動産に注目

 28日にキリンワールドチャレンジ2026が行われ、日本代表が敵地『ハムデン・パーク』でスコットランド代表を1-0で下した。グラスゴーの地元紙『デイリー・レコード』が、同試合を批評した。

 ともにサプライズ要素の多いスターティングメンバー同士での対戦となった。序盤はスコットランドの方がチャンスを作り出し、守備も堅固だったと同紙は評価。しかし、ボール支配率で優位に立った日本が徐々に試合の主導権を握ると、後半はスコットランドが少し立て直したものの、全体的には日本のペースだったと試合を総括した。

 同紙は「(スコットランドの)スティーブ・クラーク監督が控え組の選手たちにアピールする機会を与えたこの夜を批判するのは難しい」としつつ、「この精彩を欠いた一戦は“タータン・アーミー”(スコットランド代表サポーター)をほとんど沸かせることはなく、試合終了のホイッスルにはブーイングの嵐さえ巻き起こった。130日前にこの地で行われたデンマーク戦で見られたドラマと熱狂(逆転でW杯出場を決めた)とは、まるで別世界のようだった」とスコットランド代表を酷評した。

「スコットランドは過去3度の対戦で一度も日本に勝ったことがなく、実際、相手に1点も奪ったことがなかった。そして、ハムデン・パークでのまたしてもひどい親善試合を経て、その記録は4試合連続となった。スコアレスドローであれば、少なくとも“タータン・アーミー”にとって、強豪相手に見事な結果として胸に刻むことができたはずだ。しかし、終盤の失点はナショナルスタジアムでの活気のない夜に、さらなる暗い影を落とした」

 また、『デイリー・レコード』紙は、地元セルティックでプレーする日本代表FW前田大然に対しても「不発」と辛口のコメントを残した。

「セルティックでは調子が上がっていないかもしれないが、前田は森保一監督からキャプテンの腕章を託された。この様子を見る限り、このウイングはクラブでも代表でも、同様に予測不可能な存在のようだ」

「チームがボール保持時に活路を模索していたにもかかわらず、ボールを持っていない時のプレーこそが最も光っていた。クリスマス以降1得点、今季48試合で8得点を挙げている前田は、その記録を伸ばす気配すら見せていなかった。5分には(相手GKアンガス・)ガンを脅かすべき場面でシュートを外し、(対峙したDFネイサン・)パターソンの背後へ抜け出した際にも不確かなタッチを見せたが、これらは観戦していたセルティックのファンにとってはあまりにも見慣れた光景だった」

 一方で同紙は「実験的な先発メンバーを起用したにもかかわらず、この日本代表は北米で存在感を示すことができるだろう」と、日本代表の層の厚さと実力を高く評価している。