日本代表、イギリス遠征初陣でスコットランドを撃破! 途中出場の伊東純也が終盤に決勝弾

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 キリンワールドチャレンジ2026が現地時間28日に行われ、日本代表とスコットランド代表が対戦した。

 日本代表の“ワールドカップイヤー”がはじまる。FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループCの戦いを首位で終えた日本代表は、8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めた。FIFAワールドカップ2026本大会ではグループFに組み込まれており、オランダ代表、チュニジア代表、そしてスウェーデン代表もしくはポーランド代表と対戦する。

 今年6月に北中米3カ国で共催されるFIFAワールドカップ2026まで3カ月を切ったなか、3月には今年最初のインターナショナルマッチウィークが設定され、日本代表はイギリス遠征に臨んでいる。その初陣では、FIFAワールドカップ26欧州予選のグループCで、デンマーク代表を抑えて1位に入り、1998年のフランス大会以来、7大会ぶり9度目となるワールドカップ出場権を獲得したスコットランド代表と相まみえる。

 日本代表を率いる森保一監督は、今シリーズが昨年10月以来のケガからの復帰戦となるGK鈴木彩艶や、約1年ぶりに負傷から戻ってきた伊藤洋輝、さらには今シリーズで“生き残り”に向けたアピールを誓う佐野航大や鈴木唯人らが先発。キャプテンマークを巻くのは、普段はスコットランドの強豪のセルティックでプレーする前田大然だ。

 対するスコットランド代表は、2024-25シーズンのセリエAでMVP(最優秀選手賞)に輝いたスコット・マクトミネイ、長年にわたってリヴァプールで活躍するアンドリュー・ロバートソン、欧州カップ戦の常連となったアストン・ヴィラで攻守に躍動するMFジョン・マッギンらが名を連ねた。

 この試合最初のチャンスを作り出したのはスコットランド代表。8分、日本代表は自陣左サイドで渡辺剛が相手の突破を食い止めたものの、素早い切り替えを見せたリンドン・ダイクスにボールを奪われると、粘ったボールが前田に当たってこぼれ、セカンドボールを拾ったマッギンにクロスボールを許す。ゴール前に飛び込んだマクトミネイにシュートを放たれたが、ここはGK鈴木彩艶が素早い反応を見せてゴールを死守した。

 以降は日本代表がボールを握る時間を長くしたものの、スコットランド代表守備陣を掻い潜っていくシーンは少ない。藤田譲瑠チマや佐野航大がミドルシュートでゴールへ迫る場面は作ったが、決定機らしいシーンは増やせないまま時計の針が進む。

 前半も終盤に差し掛かった37分には、日本代表が悪くないシーンを作り出す。右サイド大外の菅原由勢からパスを受けた鈴木唯人が、前を向いて仕掛けると、タイミングを見てボックス内にボールを預ける。佐野航大が落としたボールに田中碧が反応したが、シュートはクロスバーに嫌われた。

 後半に入ると、日本代表は3枚の交代カードを切り、渡辺、伊藤、佐野航大に代わって、谷口彰悟、鈴木淳之介、三笘薫が送り出される。メンバー交代を機に流れを引き寄せたいところだったが、後半に良い入りを見せたのはスコットランド代表。鋭い切り替えからスピーディにゴールへ迫るシーンが増えていく。55分には鈴木唯人から藤田へのパスが短くなったところをマクトミネイに奪われ、トミー・コンウェイからのパスを受けたロバートソンにドリブル突破を許す。瀬古がかわされ、左足でシュートまで持ち込まれたが、GK鈴木彩艶が横っ飛びセーブで掻き出した。

 62分には日本代表が4枚替え。菅原、前田、鈴木唯人、後藤啓介を下げて、伊東純也、中村敬斗、堂安律、上田綺世を投入。69分には新たに入った2人が絡んでチャンスを作り出す。左サイドで顔を上げた中村が、相手の股下を通す横パスを通すと、引き取った三笘がファーストタッチでボックス内に侵入。GKの位置を見て右足アウトサイドで狙ったが、シュートはゴールカバーに入ったケニー・マクリーンにクリアされた。

 このままスコアレスで終盤に突入すると、77分には瀬古歩夢、藤田、田中に代えて、橋岡大樹、鎌田大地、そしてこの試合が日本代表デビューとなる塩貝健人を送り出す。攻撃的な選手の枚数を増やして状況の打破を試みると、84分、遂に試合の均衡が破れる。

 上田とのパス交換で前を向いた伊東が中央へ預けると、中村が左サイドへ展開。大外の位置でボールを受けた三笘は、タイミング良く駆け上がってきた鈴木淳之介を見逃さず、シンプルにスルーパスを送る。鈴木淳之介が中央へ折り返すと、反応した塩貝のトラップはやや後方へ流れたが、走り込んできた伊東がこのボールを回収。うまくタイミングを外して、冷静に流し込み、日本代表が先手を取った。

 試合はこのままタイムアップ。終盤の伊東のゴールで、日本代表がイギリス遠征の初陣を白星で飾った。

 この後、日本代表は現地時間31日、イングランド代表と対戦する。一方、スコットランド代表は同31日、コートジボワール代表と対戦する。

【スコア】
スコットランド代表 0-1 日本代表

【得点者】
0-1 84分 伊東純也(日本代表)

【スターティングメンバー】
GK:鈴木彩艶
DF:瀬古歩夢(77分 橋岡大樹)、渡辺剛(46分 谷口彰悟)、伊藤洋輝(46分 鈴木淳之介)
MF:菅原由勢(62分 伊東純也)、藤田譲瑠チマ(77分 塩貝健人)、田中碧(77分 鎌田大地)、前田大然(62分 中村敬斗);佐野航大(46分 三笘薫)、鈴木唯人(62分 堂安律)
FW:後藤啓介(62分 上田綺世)

【ハイライト動画】鈴木彩艶が見せた2つのビッグセーブ&伊東純也の決勝弾