FIFAワールドカップ2026大陸間プレーオフ、パス2準決勝が26日に行われ、ボリビア代表とスリナム代表が対戦した。
勝者がシードチームのイラク代表(アジア)との決勝戦(3/31)に進む、非シードのボリビア(南米)、スリナム(アフリカ)によるFIFAワールドカップ2026大陸間プレーオフ。
W杯開催国メキシコでの開催となった試合は一進一退の攻防が続いていく。互いにクロスなどでチャンスの一歩手前という場面が目立ったが、22分にはボリビアのロベルト・フェルナンデスがボックス手前から強烈な左足ミドルシュートを飛ばし、相手GKにファインセーブを強いる。
対するスリナムも29分にビッグチャンス。GKからのロングフィードを相手陣右サイドで収めたジラノ・ケルクが丁寧な折り返しを送ると、ボックス内でフリーのヨエル・ピローがワンタッチで合わすが、これを枠に飛ばせない。
その後はよりゴール前での攻防も増えてきた中、35分にはスリナムのセットプレーの流れからゴール前のメンティ・アベナに決定機が訪れたが、ゴール至近距離からのシュートはGKギジェルモ・ビスカラの驚異的な反射神経にはじき出された。
ゴールレスでの折り返しとなったが、後半開始早々にゴールが生まれる。48分、左サイドで押し込んだスリナムはボックス内での混戦からこぼれ球にいち早く反応したリアム・ファン・ゲルデレンがゴールへ蹴り込み、値千金の代表初ゴールとした。
一方、先にリードを奪われたボリビアはすぐさま反撃を開始。59分には最初の交代機会で18歳MFモイセス・パニアグアを投入すると、攻勢を仕掛ける中でこの交代策が同点ゴールをもたらした。
72分、押し込んだ流れから味方のミドルシュートのこぼれ球に反応したパニアグアが右足シュートをゴール右下隅に流し込んだ。
さらに、同点に追いついた直後にホアン・ゴドイを投入すると、この采配も見事に的中。ボックス内でボールを受けたゴドイが相手DFのファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのミゲル・テルセロスが冷静に決め切り、途中出場2選手の活躍でボリビアが試合を引っくり返した。
完全に立場が入れ替わった中、ここからスリナムがゴールを目指して前がかる。そして、選手の治療などの影響で10分が加えられた後半アディショナルタイムには猛攻に打って出る。しかし、最後の局面でしっかりと身体を張ったボリビアの守備を再びこじ開けることはできず。
この結果、スリナムとの接戦を逆転で制したボリビアがイラクの待つ大陸間プレーオフ決勝に進出することになった。
【スコア】
ボリビア 2-1 スリナム
【得点者】
0-1 48分 リアム・ファン・ゲルデレン(スリナム)
1-1 72分 モイセス・パニアグア(ボリビア)
2-1 79分 ミゲル・テルセロス(PK/ボリビア)