三笘薫、W杯へ試金石となるスコットランド&イングランド戦へ「ここで自分たちがいいプレーをすることで見えてくる部分もある」

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日本代表のMF三笘薫(ブライトン/イングランド)が、慣れ親しんだイギリスの地での強豪相手の戦いに向けて意気込む。

 日本代表は24日、キリンワールドチャレンジ2026 スコットランド代表戦に向け、グラスゴーで始動した。

 日本代表での初日のトレーニングを終えた三笘は「ワールドカップ前にしっかりと練習できるのも最後ですし、素晴らしいチームとできるので、全力を尽くしながら結果を出したいと思っています」と、今遠征の目標について語った。

 負傷の影響で代表での活動は昨年9月以来となる。自身不在の間に代表チームはブラジル代表やパラグアイ代表といった強豪との対戦の中でしっかりと結果を残してきた。

 まずは自身のケガをできるだけ早く治すことにのみ集中していたというが、少しメンバーも入れ替わった日本代表の戦いから刺激を受け取る部分もあったという。

 「変わらずにしっかり前からプレスに行って、ショートカウンターで収めるところを収めるところもそうですし、やっぱり失点が少ないので、そういうところではブラジル戦で2失点しましたけど、その時も3-2で勝ったし、そういうところは引き続き素晴らしいプレーをしていたなと思っていました」

 「いろんな選手が入ってきていい競争ができているなというのと、(各自で)特徴も違うので、そういった選手の特徴も盗みながら、僕自身が出た時に自分の力を出せればなと思っていました」

 FIFAワールドカップ2026に向けて最後のインターナショナルマッチウィークでは優勝候補であるイングランド代表に加え、厳しい欧州予選を勝ち抜いてきたスコットランド代表という実力国との対戦。このタイミングでのヨーロッパ勢との対戦は、チームとして得るものが多いはずだ。

 三笘はチームとして今までやってきたことの確認、個人としては個々が力のある相手にどこまで戦えるかをまずは意識している。

 「彼らも本当にワールドカップに向けて相当な気持ちで来ると思うので、それは僕たちもそうですけど、(イングランドは)ワールドカップ優勝候補というところでは、本当にここで自分たちがいいプレーをすることで見えてくる部分もたくさんあるなと思います」

 「今までやってきたところがどれくらいヨーロッパのチームに通用するかというところを確認することと、選手が変わってもどれだけ今までやってきたことができるかということも大事ですし、一人一人のコンディション含めて個人の能力やデュエルのところで勝てるかというところを見ようかなと思っています」

 「相手もワールドカップに出る相手なので、その名前のある選手たちにどれだけできるかというのを監督やコーチにしっかりと示すのも大事かなと思います。選手の中でも結果を出すことで、信頼もそうですし、『この選手には敵わない』というところを一人ひとりが出していくことが、もちろん競争につながって、それが選考にもつながっていくと思うので、そういう局面かなと思っています」

 初戦となるスコットランド戦ではブライトンの元同僚で現在はセリエAの強豪ナポリでプレーするMFビリー・ギルモアや、プレミアリーグで何度も対戦経験があるMFジョン・マッギンらと対峙。オーガナイザーを担う元同僚を警戒しつつ、対戦相手のフィジカルなスタイルにしっかりと対応したい考えだ。

 「僕自身知っているのはギルモアぐらいですけど、あとはマッギン選手とかもいますし、本当に能力も高いです。収める能力が高い選手が多いので、ロングボールが増えるかもしれないですけど、そういうところも自分たちがやらないといけない、対戦しないといけないところだと思うので、いいシチュエーションかなと思っています」

 「彼(ギルモア)はリズムを作れる選手なので、ボールに触られすぎるとリズムを作られますし、自分たちがしっかりとプレスに行って、ボールを持たせないということが大事かなと思います」

 続く2戦目は聖地ウェンブリースタジアムでイングランドと対戦。互いに手の内を知る相手との特別な場所での対戦ではブライトンサポーターの応援も期待しつつ、きっちり結果を残したいと語った。

 「イングランド代表の選手たちに知ってもらえているところもあると思うので、そこで逆に警戒してもらえれば自分もうまく利用できるかなと思います。ブライトンのサポーターももしかしたら来るかもしれないし、なんかそういう気持ちはありますけど、日本代表として素晴らしいスタジアムでできることもなかなかないので、それも楽しみつつ。勝つことでブライトンに帰っても少しは自分の立ち位置も良くなるかなと思うので、そこも含めて頑張りたいと思います」