陸自「“縁の下の力持ち”のニューカマー」が茨城に降臨! 危険地帯もOKな装甲車両 将来は無人化も?

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陸上自衛隊の新型装備「23式ドーザ」が、茨城県の勝田駐屯地に導入されました。75式ドーザなどの後継となる装甲ドーザーですが、どのような車両なのでしょうか。

「縁の下の力持ち」を育てる学校へ

 茨城県にある陸上自衛隊勝田駐屯地は2026年3月18日、公式Xにて同駐屯地に所在する陸上自衛隊施設学校に23式ドーザが導入されたと明らかにしました。

 施設学校は、陸上自衛隊において陣地の構築や処理、整地作業や橋梁の修復・架橋などを行う「縁の下の力持ち」のような存在である施設科の幹部や陸曹を育成するための教育機関です。

 今回、その施設学校に導入された23式ドーザは、陸上自衛隊が運用する75式ドーザおよび施設作業車の後継として開発された装甲ドーザで、車体前部に装備する排土板により、整地作業などを行うことができます。また、車体全体が装甲で覆われているため、銃撃や砲撃などの脅威がある前線地域でも安全に活動することが可能です。

 なお、23式ドーザには更新の対象である施設作業車が装備する伸縮式のショベルアームを有していないため、障害の除去や陣地構築を行う能力はありません。ただし、現在衛星通信を活用して遠隔操作や自律走行を行う研究が23式ドーザを対象に進められているとみられており、その成果の活用によっては、前線での危険な作業を無人で安全に行うことが出来るようになるとみられています。