首位インテルが3戦未勝利でミランと6pt差に…ピーオ・エスポジトが開始40秒弾もフィオレンティーナとドロー

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 セリエA第30節が22日に行われ、フィオレンティーナとインテルが対戦した。

 前節、アタランタとの上位対決を1-1のドローで終え、リーグ2戦未勝利と足踏みが続く首位のインテルは、3戦ぶりの白星を目指して16位のフィオレンティーナとのアウェイゲームに臨んだ。なお、この試合はクリスティアン・キヴ監督が累積警告でベンチ入り禁止となり、副官のアレクサンデル・コラロフが代役指揮官を務めた。

 試合はキックオフ直後に電光石火の先制点が生まれる。開始40秒、相手陣内右サイドでデンゼル・ダンフリースがロングスローを入れると、右の深い位置でクリアボールを拾ったニコロ・バレッラのクロスを、ゴール前で競り勝ったフランチェスコ・ピーオ・エスポジトがヘディングシュートをゴール左隅に決めた。

 ピーオ・エスポジトの2試合連続ゴールによって開始早々にリードを手にしたインテルは、以降も畳みかける攻めを見せる。7分にはボックス中央でボールを受けたバレッラがゴールネットを揺らすが、これはオフサイド判定で認められず。

 10分を過ぎた辺りから試合は徐々に拮抗。互いに早いタイミングで背後を狙う中、フィオレンティーナはモイゼ・キーン、インテルはピーオ・エスポジトがボックス内への抜け出しから際どいシーンに絡んでいく。

 前半半ばを過ぎると、フィオレンティーナが攻勢を強めていく。キーンの収まりの良さを活かしながら、右のドドとファビアーノ・パリージのコンビで背後を突くと、アルベルト・グドムンドソン、キーンがボックス内で際どいシュートを放つ。

 以降はインテルがマルクス・テュラムを起点にカウンターからチャンスを作ったものの、ほぼイーブンの攻防が続いたまま前半終了を迎えた。

 迎えた後半、カードトラブルのリスクがあったカルロス・アウグストを下げてフランチェスコ・アチェルビをハーフタイム明けに投入したインテル。入りこそ押し込まれたが、時間の経過とともに相手陣内でのプレータイムを増やしていく。

 後半半ばを過ぎて試合がこう着状態に陥る。カードの枚数も増えつつある中、互いに交代カードを切っていくと、攻勢を強めたホームチームが追いつく。77分、波状攻撃から左のグドムンドソンのシュートをGKヤン・ゾマーが前にはじくと、こぼれに詰めたシェール・エンドゥールが押し込んだ。

 前節に続いてリードを守り切れなかったインテルはバレッラ、ダンフリースを下げてペタル・スチッチ、ルイス・エンリケを続けてピッチに送り出し、異なる特徴の選手に勝ち越しのゴールを託す。

 1-1のまま突入した後半アディショナルタイムにはセットプレーからマヌエル・アカンジ、ピーオ・エスポジトらに決定機があったが、GKダビド・デ・ヘアのビッグセーブに阻まれるなど最後までゴールをこじ開けることはできず。この結果、2戦連続追いつかれてのドローとなったインテルは2位ミランとの勝ち点差が「6」に縮まった。

【スコア】
フィオレンティーナ 1-1 インテル

【得点者】
0-1 1分 フランチェスコ・ピーオ・エスポジト(インテル)
1-1 1分 シェール・エンドゥール(フィオレンティーナ)

【ゴール動画】ピーオ・エスポジトの電光石火弾