悔しさと収穫の開幕戦 都玲華、2年目の誓い「本気の優勝争いを」

武器輸出可能に 防衛産業追い風

<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇8日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6610ヤード・パー72>

ルーキーイヤーとなった昨年、メルセデス・ランキング50位と薄氷のシード権獲得となった都玲華。プロ2年目の初戦はトータル2オーバー・36位タイで終えた。

「率直に悔しい」。初日は「76」と出遅れたが、2日目は「69」と巻き返して予選を通過。決勝ラウンドへ進めたことは「良かった」と評価したものの、その後は「72」「73」とスコアを伸ばしきれなかった。

それでもオフに取り組んできた課題は、徐々に形になりつつある。パッティングに加え、改善点だった転がしのアプローチを重点的に強化してきたといい、「やってきたことは間違いではなかった」と一定の手応えも得た。

12月はトレーニングを中心に体作りを行い、1月末から技術面の調整へ。2月はタイ合宿で開幕へ備えた。さらに「安定感が欲しい」と体重増にも取り組んだ。「3キロくらい増やそうとしたんですが、まあまあ行っちゃった。7キロ増くらい(笑)」。思わぬ増量となったが、ここから飛距離アップにつなげていく考えだ。

昨年から目標に掲げているのは初優勝。ただ、優勝争いの場面でどのようなプレーができるのか。そうした経験値を積むことが、今の自分には必要だと考えている。「終わってみたら2打差とかではなく、本気の優勝争いをたくさんしていきたい」。

昨年11月には、週刊文春でコーチとの交際が報じられ、「お仕事がキャンセルになったり、ご迷惑をおかけしてしまった」と神妙な表情を見せる。

「ご迷惑をおかけしてしまったというのが一番。それでも応援してくださるスポンサーさんやファン。両親もそうですし、もうやるしかないです」。今は自分のゴルフに集中し、結果で示していくつもりだ。

次戦は台湾で行われる「台湾ホンハイレディース」。「この大会で4日間プレーできて、良かった、悪かったことも色々分かった。それを繋げていきたい」。初優勝へ向け、プロ2年目のシーズンがいよいよ本格的に動き出す。(文・齊藤啓介)