L0系改良型試験車の新しい中間車「M10」を組み込んだ編成が、500km/hでトンネルを通過する様子を捉えた映像が公開されました。
速すぎる「トンネル突入の瞬間」映像で公開
山梨県立リニア見学センターは2026年3月18日、L0系改良型試験車の新しい中間車「M10」を組み込んだ編成が、500km/hでトンネルに突入する様子を捉えた映像を公式Xで公開しました。
リニア中央新幹線をめぐっては、3月11日に山梨県駅の起工式が開かれて品川~名古屋間の全駅が着工となり、工事が本格化しています。
JR東海は、山梨リニア実験線で2013年からL0系、2020年からL0系改良型試験車による走行試験を実施しています。
新しい中間車「M10」は、L0系改良型試験車をさらにブラッシュアップし、環境負荷低減などに関する開発成果を反映した車両です。設計は日立製作所と日本車輌製造、製作は日立製作所が担当。既存のL0系改良型試験車・L0系と連結し、2025年の夏から走行試験が始まっています。
「M10」は、サメ肌を模した微細な溝構造の「リブレットフィルム」を車体表面に貼り、さらに台車周りの形状を最適化して、空気抵抗を16両換算で約1%削減。消費電力の低減を図っています。
外観デザインはこれまでの試験車と異なり、無塗装のシルバーボディに、高速に流れる光をイメージしたゴールドのラインが配されています。
公開された映像は、5両編成の後ろから2両目に「M10」を組み込んだ編成が、「のぞみ」の最高速度となる300km/hを遥かに上回る500km/hでトンネルを通過する様子を捉えています。
【映像】速すぎる..これがリニアが「時速500kmでトンネルに突入する瞬間」です