「日に日に強くなっている」 神谷そらが明かす海外ツアーへの想い

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<ダイキンオーキッドレディス 最終日◇8日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6610ヤード・パー72>

女王・佐久間朱莉が貫禄の勝利を挙げた開幕戦だが、昨季のメルセデス・ランキング2位(以下:MR)だった神谷そらも存在感を示した。初日からアンダーパーを並べ、最終日は1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル10アンダーの4位で大会を終えた。

「いい時の感覚と違ったので、目標スコアを下げてプレーしていた」。試合前、練習場で球を打ち込む中で理想のフォロースルーができていないと感じ、探り探りの状態でラウンドをスタートさせたという。

それでもバーディが先行すると、4番パー5では残り257ヤードから3番ウッドで2オンに成功。イーグルを奪って勢いに乗った。その後も小気味よくバーディを重ね、終わってみれば「元々立てていた目標」のトータル10アンダーに到達した。

昨年5月の「Sky RKBレディス」で、ルーキーイヤーの2023年以来となるツアー3勝目をマーク。さらに9月の「住友生命Vitalityレディス」でも勝利を挙げ、シーズン複数回優勝を達成した。

MR2位に入ったことで、4月に行われる海外メジャー初戦「シェブロン選手権」の出場権も獲得した。さらに今年から同学年の櫻井心那が米ツアーに参戦していることもあり、「向こうに行きたい気持ちは日に日に強くなっている」と海外ツアーへの意欲をにじませる。

ただし、ジレンマもある。シェブロン選手権の開催週は、千葉県の房総CCで行われる「全米女子オープン」の日本予選と日程が重なる。海外会場でも予選は行われるが、今は予選を免除して本戦へ出場するため、「世界ランキングとにらめっこの日々」だと明かした。

今年の目標についても「海外メジャーに出場し、いい結果を残すこと」とキッパリ。ただ、「私は私。今年は日本で頑張ろうと思っています」と話し、先に米ツアー参戦を果たした櫻井の存在を意識しつつも、まずは日本ツアーで納得のいく結果を残すことに集中する。

「自分の調子と相談しながらになります。早い段階で行けるような準備はしたい」。米ツアー参戦も見据えた一年になりそうだ。(文・齊藤啓介)