明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第7節が18日に行われ、FC町田ゼルビアと鹿島アントラーズが対戦した。
昨シーズンのタイトル保持者同士による今節屈指の注目カード。天皇杯覇者の町田は5試合で勝ち点「12」を獲得しており、初挑戦のAFCチャンピオンズリーグエリートでもベスト8に駒を進めるなどまずまずの序盤戦を過ごす。対してJ1リーグ王者の鹿島は現在5連勝中と絶好調で、6試合で勝ち点「16」を積み上げてEASTの首位を独走中。町田が1試合未消化のため今節の結果だけで順位は入れ替わらないものの、今後の行方を占う重要な上位対決となる。
開始早々の5分にスコアが動く。植田直通がドリブルで持ち上がったところからレオ・セアラが上手くライン間でボールを引き出し、相手DFラインの背後へ走り込む松村優太にスルーパスを供給。グラウンダーの折り返しに鈴木優磨が合わせて鹿島が幸先良く先制した。
リードを奪った鹿島は連動した守備で町田にチャンスシーンを作らせず、主導権を握ったまま時計の針を進めていく。44分にはレオ・セアラのプレスのスイッチを入れて、三竿健斗が高い位置まで相手を捕まえに行き白崎凌兵のパスミスを誘発。ルーズボールを松村から田川亨介へと繋ぐと、ボックス内右でラストパスを受けた三竿が冷静に流し込みリードを2点に広げた。
2点ビハインドの町田は57分、昌子源のロングフィードを相馬勇紀が競り合い、こぼれ球に反応した藤尾翔太が右足でシュートを放ったが、鹿島のGK早川友基が好セーブ。62分には相馬が左から上げたクロスに増山朝陽が体ごと飛び込んで際どいシーンを作るなど、徐々に圧力を強めていく。70分にはエリキのスルーパスでボックス内右に抜け出した増山がゴール前へ折り返し、藤尾が至近距離からシュートを放ったが、GK早川が驚異的な反応を見せて得点と許さなかった。
ピンチを凌いだ鹿島は77分、レオ・セアラの巧みなキープを起点にカウンターを発動し、左サイドを駆け上がった小川諒也がゴール前へラストパス。ファーサイドに流れたこぼれ球を林晴己が拾い、クロスから最後は小川が狙い澄ましたシュートを叩き込んだがオフサイドの判定が下される。それでも90+1分にはアレクサンダル・チャヴリッチが決定的な3点目を奪い、勝利を収めた。
次節は22日に行われ、町田はアウェイで浦和レッズ、鹿島はホームでジェフユナイテッド千葉と対戦する。
【スコア】
FC町田ゼルビア 0-3 鹿島アントラーズ
【得点者】
0-1 5分 鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
0-2 44分 三竿健斗(鹿島アントラーズ)
0-3 90+1分 アレクサンダル・チャヴリッチ(鹿島アントラーズ)