AFC女子アジアカップオーストラリア2026・準決勝が18日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)と韓国女子代表が対戦した。
2027年に開催されるFIFA女子ワールドカップのアジア予選も兼ねた今大会。16大会連続18回目の出場となるなでしこジャパンはグリープリーグを3戦全勝17得点無失点という圧倒的な成績で終えると、準々決勝ではフィリピンを7-0と粉砕し、ベスト4進出を決めるとともにワールドカップの出場権を獲得した。2大会ぶり3度目のアジア制覇まではあと2勝。決勝進出をかけて対戦するのはアジアのライバルである韓国だ。
序盤はなでしこジャパンが主導権を握り、7分には巧みなチームプレーから決定機を創出。敵陣内での少ないタッチ数でのパス交換で左から右へと相手を揺さぶり、ボックス内右に侵入した高橋はなとこぼれ球に詰めた長谷川唯が立て続けにシュートを放ったがネットを揺らせず。それでも15分、韓国のビルドアップに対してハイプレスを敢行すると、ボックス内でインターセプトに成功した長野風花のラストパスを植木理子が難なく押し込み先制に成功した。
25分には浜野まいかが圧巻の個人技を披露する。敵陣右サイド深くでクロスのこぼれ球を拾うと、相手選手2人に囲まれながらも前を向いてボックス内に侵入。そのまま角度の厳しいところから右足を振ると、GKのニアサイド上を抜いたシュートがネットに突き刺さり、リードを2点に広げた。さらに43分には北川ひかるのボール奪取から左に流れた植木が起点を作り、あいた中央のスペースでパスを受けた藤野あおばがゴール右隅に流し込んだが、北川のハンドを取られて得点は認められず。前半は2-0で終了した。
後半もなでしこジャパンのプレスが上手く機能し、韓国の効果的な前進を許さない。52分、インターセプトに成功した長野が植木からのリターンパスを受けてボックス内へ持ち上がったが、右足のシュートは枠の左へ。63分には浜野の右コーナーキックから植木のヘディングシュートがクロスバーを叩くなど、相手ゴールに迫るシーンを多く作る。
75分、途中出場の谷川萌々子が蹴った右コーナーキックから熊谷紗希がヘディングシュートを叩き込み3点差に。その直後にはカン・チェリムに反転から見事なシュートを決められ今大会初失点を喫したが、81分にはカウンターから松窪真心のサイドチェンジを受けた千葉玲海菜が豪快なミドルシュートを突き刺して再び3点リードとした。
試合は4-1で終了し、なでしこジャパンがアジアカップ制覇に王手をかけた。決勝戦は21日に行われ、なでしこジャパンはオーストラリア女子代表と対戦する。
【スコア】
なでしこジャパン 4-1 韓国女子代表
【得点者】
1-0 15分 植木理子(なでしこジャパン)
2-0 25分 浜野まいか(なでしこジャパン)
3-0 75分 熊谷紗希(なでしこジャパン)
3-1 78分 カン・チェリム(韓国女子代表)
4-1 81分 千葉玲海菜(なでしこジャパン)
【スタメン】
なでしこジャパン(4-3-3)
GK:山下杏也加
DF:高橋はな、熊谷紗希、古賀塔子、北川ひかる(86分 清水梨紗)
MF:長野風花、長谷川唯(79分 山本柚月)、宮澤ひなた
FW:藤野あおば(79分 千葉玲海菜)、植木理子(68分 松窪真心)、浜野まいか(68分 谷川萌々子)