若者3割、終活は「必要な準備」=20~30代、老後の不安は金銭―葬祭業者調査

都市鉱山 なぜ有効活用できず?

 人生の最期に向けた準備をする「終活」について、20~30代の若者の約3割が「将来のために必要な準備」と考えていることが18日、葬祭業者のアンケートで分かった。「前向きに人生を整理すること」と考える割合も高かった。
 調査は昨年9月、東京と大阪に本社がある燦ホールディングスがインターネットで実施。20~30代の男女300人から回答を得た。
 終活への印象を複数回答で尋ねると、「将来のために必要な準備」が最多の32.0%だった。「前向きに人生を整理すること」(28.7%)や「家族のためにやっておくべきこと」(27.7%)が続いた。
 老後の不安を一つ答えてもらうと、金銭面を挙げた人が最多の48.7%で、次に多いのが「孤独」(20.0%)だった。老後に向けて「準備している」と答えたのは64.0%で、具体的な準備内容を複数回答で聞くと、貯金や投資、保険などの回答が目立った。
 燦ホールディングスの担当者は「老後への不安を背景に、自らの将来設計を見詰め直す行動として若年層が終活を意識し始めている」と分析。「終活はまだ先の話かもしれないが、早い段階から将来のことを考えることで、自分らしい未来を描くことにつながるのでは」と話している。