山梨県警の上野原警察署に、県内初となる少々変わった車両がベースの警ら用パトカーが配備されました。
「積載量の多さ」を活かすパトカー
山梨県警は2026年3月17日(火)、新しいパトロールカーを公式X(旧:Twitter)で公開しました。
公開されたのは山梨県警の上野原警察署に新配備された、現行型トヨタ「シエンタ」の警ら用パトカーです。こうしたパトカーはセダンや小型ハッチバック車、または人員輸送用の中・大型ミニバンが多く、小型ミニバンがベース車両に選ばれるのは珍しい事例です。とはいえ前例がまったくないわけではなく、2024(令和6)年度には、静岡県警に同型の警ら用パトカーが複数配備されています。
山梨県警によると現行シエンタの導入は県内初で、これまで運用してきたダイハツ「テリオス」(1998~2006年)がベースの車両と置き換えるとのことです。テリオスは積載能力や取り回しの良さと走破性を両立した小型SUVで、同車両は山がちな上野原市内において長年活躍してきました。山梨県警は新しいシエンタのパトカーについて「積載量の多さを活かし各種警察活動に従事します」としています。
ちなみに上野原警察署では、今回引退するテリオスよりも古いトヨタ「クラウン」(S150系)ベースのパトカーも活躍しています。導入は1999(平成11)年度と車齢は26年を超えていますが、2026年2月には車検の更新も決定。同年1月上旬に起きた上野原市の森林火災でも業務に当たったほか、今後も各種イベントにも“出動”すると発表されています。