米中、関税引き下げ協議=首脳会談へ「暫定合意」も

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 【ワシントン、北京時事】米中両国は16日、パリでの2日間の閣僚級貿易協議を終えた。関税引き下げやイラン情勢を巡り、突っ込んだやりとりが行われたもよう。ベセント米財務長官は記者団に「建設的だった」と指摘、中国の李成鋼国際貿易交渉代表は「いくつかの問題で暫定的な合意に達した」と表明した。
 2週間後に予定されているトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談に向けて擦り合わせを進めたが、トランプ氏は延期を要請したと明らかにした。
 米中閣僚級貿易協議は6回目で、米国からはベセント氏とグリア米通商代表部(USTR)代表、中国からは何立峰副首相と李氏が出席した。ベセント氏は「関係の安定性を示すものだった」と強調。グリア氏は首脳会談での成果に向けた「作業計画」の骨格で合意したと表明した。
 李氏によると、関税の水準安定化に向けて双方が努力することでも一致。米国は2月に対中関税を一部停止しており、中国側がこれに相応する関税の引き下げに応じる考えを伝えた可能性がありそうだ。