高市首相、夫婦別姓に慎重=皇族確保「国会で議論を」―参院予算委

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 参院予算委員会は16日、高市早苗首相と全閣僚が出席して2026年度予算案に関する基本的質疑を行い、実質審議に入った。首相は選択的夫婦別姓の導入について改めて慎重な立場を示し、「旧氏を通称で使う方々の利便性を高めていく」と強調。皇族数の確保策を巡り「国会で議論してもらう」と、与野党協議を見守る考えを示した。
 首相は「選択的夫婦別氏制度と旧氏使用の拡大は全く別物だ」と指摘。「国の行政機関は単記もしくは併記でかなり対応できるようになっている。全ての都道府県、民間事業者に広げていく」と述べた。選択的別姓導入を主張した立憲民主党の蓮舫氏に答えた。
 安定的な皇位継承を巡り有識者会議が21年にまとめた報告書について、首相は「尊重している」と表明。各党・各会派の意見がまとまれば、政府として皇室典範改正案の作成に着手する考えを示した。
 一方、イラン情勢を受けてペルシャ湾に滞留する日本関係船舶の船員支援に関し、「関係省庁が情報共有を密に行っている」と強調。金子恭之国土交通相は水や食料の確保、乗組員の健康に問題はなく、退避の要望もないと説明した。立民の徳永エリ政調会長への答弁。