海上でも全フェリー「Wi-Fiが使える」 北海道から九州まで10隻すべてで「Starlink」導入完了! ただし回数制限アリ 商船三井さんふらわあ

海と陸 日本にある2つの鉱山とは

商船三井さんふらわあの運航するフェリー全10隻で「Starlink」を活用した船内Wi-Fiサービスの整備が完了しました。

全隻「Starlink」導入

 商船三井さんふらわあは2026年3月13日、運航するフェリー全10隻において、衛星通信サービス「Starlink」を活用した新たな船内Wi-Fiサービスの運用を開始したと発表しました。

 同社は関東-北海道航路および関西-九州3航路を運航しています。今回、船内Wi-Fiサービスの通信安定性が向上し、乗船中に快適なインターネット環境が提供されるといいます。既存船でも接続方法が刷新され、より円滑な認証手続きが可能になりました。

 サービスの利用時間は、1回の乗船につき30分を2回、合計60分です。認証はメールアドレスまたは一部のSNS認証で行います。

 なお、スマートフォンなどのWi-Fi設定が「自動接続」になっている場合、端末が自動的に船内Wi-Fiへ接続され、意図せず利用回数がカウントされる場合があるとして注意が呼びかけられています。

 フェリーなどの船は従来、沿岸部ではケータイの電波が通じるものの、陸から離れた洋上ではインターネットにも接続できないのが当たり前でした。その状況が少しずつ変わってきています。

 商船三井さんふらわあはStarlink導入について、旅客向けサービスの刷新だけでなく、海上通信インフラ全体の高度化の一環と位置付けています。具体的には、船内でのキャッシュレス決済の安定性向上や、運航関連データの共有高度化による海陸間の連携強化、乗組員の福利厚生向上などを図るとしています。

 同社は今後も通信環境の進化に積極的に取り組むとしました。