30試合以上消化で勝ち点差「9」…逆転優勝したのは13-14のマンCだけ

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 プレミアリーグ第30節が14日に行われ、首位アーセナルと2位マンチェスター・シティの勝ち点差が「9」に広がった。

 アーセナルは16歳マックス・ダウマンのプレミアリーグ最年少ゴールなど、エヴァートンに2-0で勝利した。一方、マンチェスター・シティはシュート24本で1ゴールに留まり、ウェストハムと1-1のドローに終わった。

 アーセナルの方が1試合多く消化し、マンチェスター・シティのホームでの直接対決も残している。とはいえ、残り7〜8試合で勝ち点差「9」はそう簡単に埋められる差ではない。

 データサイト『Opta』によると、1992-93シーズンから発足したプレミアリーグにおいて、30試合以上を消化してから勝ち点差「9」をひっくり返して逆転優勝したチームは、過去一つしかない。2013-14シーズンのマンチェスター・シティだけだ。

 当時はマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーによる三つ巴の優勝争いが繰り広げられていた。2014年4月20日時点で、35試合を消化していたリヴァプールが勝ち点「80」の首位、チェルシーが勝ち点「75」の2位に立ち、33試合消化だったマンチェスター・シティが勝ち点「71」の3位につけていた。

 しかし、リヴァプールはスティーヴン・ジェラードの“スリップ”もありチェルシーとの直接対決を落とすと、続くクリスタル・パレス戦でもドローに終わった。対するマンチェスター・シティは残り5試合を全勝で終えて、見事に逆転優勝を果たしたのだった。

 当時とは状況が異なるが、一つ言えるのは「まだわからない」ということだ。2022-23シーズンもアーセナルがマンチェスター・シティを大きくリードして最終盤を迎えたが、アーセナルは3試合連続ドローで足踏みすると、マンチェスター・シティとの直接対決で1-4の大敗を喫して逆転優勝された苦い過去がある。アーセナルは油断せず、プレッシャーにも押しつぶされないこと、マンチェスター・シティは決して諦めないことが重要だ。