3G携帯、今月末終了へ=「iモード」も27年の歴史に幕―NTTドコモ

資源の”宝の山”都市鉱山とは?

 NTTドコモは、第3世代通信規格(3G)の回線サービス「FOMA(フォーマ)」を3月31日で終了する。これに併せ、インターネット接続サービス「iモード」も終了し、日本の携帯電話の進化・普及を支えた同サービスは27年の歴史に幕を下ろす。音声通話などができなくなるため、ドコモは月内の契約変更を呼び掛けている。
 iモードは1999年2月にサービスを開始。ボタン一つでインターネットにつながる手軽さが受け、2001年10月に始まった3Gとともに、携帯の普及を促した。10年には契約数が4900万件を突破したが、スマートフォンが登場すると主役の座を奪われた。
 ドコモによると、3Gは二つ折り型などの旧来型携帯のほか、成人識別たばこ自動販売機の通信などにも使われている。個人向けの契約数は今年3月11日時点で35万件前後で、シニア層の利用が多い。
 今月2日、ドコモショップ丸の内店(東京)に契約変更に訪れた会社員男性(55)は、「20年以上FOMAを使っている。(終了は)残念だ」と話した。
 ドコモは利用者に対し、郵送でもサービスの終了を通知し、機種変更を呼び掛けている。3G終了後は、空いた周波数帯を通信品質の改善などに振り向ける方針だ。
 一方、一足先に3Gサービスを終了しているKDDIやソフトバンクは、乗り換えを狙って割引サービスなどを展開。ソフトバンク傘下の「ワイモバイル」は昨年12月から、対象機種が1円となる乗り換えキャンペーンを行っている。 
〔写真説明〕第3世代通信規格(3G)回線サービスが3月末で終了することを伝える、NTTドコモの店内看板=2日午後、東京都千代田区