東急田園都市線に残る“田園地帯”を貫くバイパス、開通日が決定! 「川崎町田線」渋滞緩和なるか 田んぼの抜け道に代わる“本道”に

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神奈川県横浜市は、青葉区内を走る「川崎町田線」のバイパス区間およそ1.2kmの開通予定を公表しました。

事業化から約30年 いよいよ開通へ!

 横浜市は2026年3月10日、青葉区で整備中の都市計画道路「川崎町田線」のバイパス約1.2kmが、3月26日(木)11時に開通すると発表しました。

 東急田園都市線の田奈駅北西に広がる恩田川沿いの田園地帯を貫く新道が開通します。田奈駅前を通っている川崎町田線は、環状4号線や国道246号と接続し、北西方面へ進むと町田市街などに通じている主要道路です。

 しかし現道は狭く渋滞が多発しており、また新道が通る区間は北側の中恩田橋交差点に迂回するような線形となっています。この交差点には周辺の住宅街からの交通が集中しており、さらに至近を走る東急こどもの国線の踏切がボトルネックになっています。

 一方、田奈方面から中恩田橋交差点の手前には、こどもの国線と立体交差して町田市方面へ抜けられる市道が存在します。この道路は周辺をショートカットするルートとなっている模様ですが、ここは小中学校の通学路になっており、歩道もないことから安全確保が課題でした。

 新道は、このショートカット経路に沿うような線形で整備されたバイパス路となります。車道は片側1車線で幅員22m、両側には自転車道と歩道が設けられ、こどもの国線はアンダーパスでくぐります。このルートが事業化されたのは1996(平成8)年度であり、約30年越しの開通となる予定です。

 開通すれば、田奈方面と町田市方面の行き来がスムーズになるだけでなく、こどもの国線に沿って北上し、小田急の鶴川駅方面に抜けるルートなども交通の分散が期待されます。

 ただし、バイパス区間に通じる田奈駅周辺も道が狭く歩道もないため、渋滞緩和や安全性確保の面で同様の課題を抱えています。この区間の約650mについては、別途2028年度までの事業区間で現道を拡幅していく計画です。