政府は10日、外国人の在留許可に関する手数料の上限を最大30倍に引き上げることを柱とした入管難民法改正案を閣議決定した。上限見直しは1981年以来。入国の可否を渡航前に審査する電子渡航認証制度「JESTA」の創設も盛り込んだ。衆院に同日提出し、今国会中の成立を目指す。
日本の在留外国人は2025年末時点で過去最高の約413万人。手数料引き上げは高市政権が進める外国人政策の財源を捻出するのが狙いだ。
現在、手数料の上限は(1)在留資格の変更許可(2)在留期間の更新許可(3)永住許可―のいずれを行う場合も一律1万円と決まっている。法改正により(1)(2)を10万円、(3)を30万円に変更する。