立民・公明、統一選は独自候補=中道に当面合流せず

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 立憲民主党と公明党は来年春の統一地方選について、それぞれ独自候補を擁立する方針を固めた。中道改革連合への合流は当面見送る。両党関係者が9日、明らかにした。2月の衆院選で中道が惨敗したことを受け、早期合流への調整は困難と判断した。いずれも今月の党大会で正式決定する見通し。
 立民の水岡俊一代表は9日の記者会見で「立民所属の多くの仲間が統一選に向けて力を発揮できることを重要視し、応援していきたい」と強調。「それは立民が統一選の時点まで存続すると暗に意味している」と語った。党幹部は取材に「統一選は立民の旗を掲げて戦う」と明言した。
 立民執行部は地方議員らと意見交換を重ねており、29日に開く党大会で決める2026年度の活動方針にこうした方向性を反映させる考えだ。
 公明は6日、地方議員らとの懇談会をオンラインで開き、西田実仁幹事長が統一選では独自候補を擁立する方針を説明した。党関係者は「中道に合流して選挙を戦うのは時間的に無理だ」と指摘。「地方議員は地元で自民党とずっと協力してきた。地方議員の合流は一番難しい部分だ」と述べた。公明は14日に臨時党大会を開く。
 一方、中道の小川淳也代表は9日、国会内で記者団に「3党が協力し合い、当選者を最大化するのが一番大事だ」と述べ、立民、公明両党と緊密に連携する意向を示した。
 中道は1月の衆院解散直前に立民と公明の衆院議員によって結党した。衆院選後に参院議員や地方議員が合流する構想を描いていたが、衆院選大敗を受け、機運はしぼんでいる。 
〔写真説明〕記者会見する立憲民主党の水岡俊一代表=9日、国会内