60年モノの飛行機やフィリピンで有名なジープ改造バスなど 福岡市が「珍品」をタダで譲渡! ただし条件はあり!?

宇宙スタートアップ 上場企業も

福岡市は2026年3月2日、東区の貝塚公園で展示されている飛行機や自動車を無料で譲渡すると発表し、希望者の募集を始めました。

公園の工事により有効活用してくれる人に譲渡

 福岡市は2026年3月2日、東区の貝塚公園で展示されている飛行機や自動車を無料で譲渡すると発表し、希望者の募集を始めました。

 同公園に展示されている展示物で譲渡対象となっているのは、飛行機のデ・ハビランド DH.114 ヘロン1機、フィリピンの乗り合いバスとして有名なジプニー(ジープニー)1台、タイで「トゥクトゥク」と呼ばれる三輪車「サムロー」2台です。

 福岡市によると、譲渡対象の中で最も古いのはDH.114 ヘロンで、1968年に東亜航空(現在の日本航空)から寄贈された機体で、約60年が経過しています。

 ジプニーとサムローも1990年代に寄贈されたもので、設置から30年以上が経過しています。現在はいずれの展示品も老朽化が進んでおり、柵で仕切り、立ち入りを制限したうえで展示しているとのことです。

 同公園では、周辺道路の整備に合わせて2027年度から本格的な改修工事を行う予定で、今回の譲渡発表はそれに合わせたものです。なお、公園にはほかに蒸気機関車やブルートレインが展示されていますが、これらは引き続き展示される予定です。

 DH.114 ヘロン、ジプニー、サムローの機体本体は無償で譲渡されますが、引き取りに伴う移設作業や必要経費はすべて引取者の負担となります。さらに、関係機関への手続きなども、すべて引取者の責任で行う必要があります。ちなみに、一番大きいDH.114 ヘロンは全長約15m、幅最大約22m、重さ約4tもあり、輸送にはかなりの苦労が伴うことが予想されます。

 福岡市は「本機体を有効活用してくださる引取希望者を募集します」と発表しており、応募には公式サイト上の事業契約書など必要書類への記入が必要です。応募の締め切りは2026年5月29日です。