リヴァプールがプレミアリーグ4戦ぶり黒星…最下位ウルブス、後半ATの劇的弾で今季初の連勝!

人手不足・老朽化・災害の三重苦

 プレミアリーグ第29節が3日に行われ、リヴァプールは敵地でウルヴァーハンプトン(ウルブス)と対戦した。

 前節終了時点で14勝6分18敗の成績を残し、勝ち点「48」を積み上げているリヴァプール。現在の順位は5位で、4位につけるアストン・ヴィラ、3位のマンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差は「3」。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確実に手中に収めるため、今節はプレミアリーグにおける連勝の数を「4」に伸ばしたい。なお、遠藤航はケガの影響で今節も欠場している。

 最下位に沈むウルブスの本拠地『モリニュー・スタジアム』に乗り込んだゲームは、序盤からリヴァプールが主導権を握り、7分にはコーディ・ガクポ、15分にはジェレミー・フリンポン、29分にはウーゴ・エキティケがフィニッシュまで持ち込むシーンを作る。前半終盤にもドミニク・ソボスライらがゴールを脅かしたが、仕留めきれずに前半45分間を終える。

 後半に入ってもリヴァプールが試合の流れを掌握していたように見えたが、先制点は奪えずに時計の針が進む。すると78分、ウルブスが試合を動かしてみせる。トル・アロコダレが最前線でジャクソン・チャチュアからのロングフィードを収めると、背後からスペースへ飛び出したロドリゴ・ゴメスがGKアリソンの位置を見てループシュートを沈める。ウルブスがこの試合最初のチャンス、そして最初のシュートを得点に結び付けた。

 だが、リヴァプールも簡単には引き下がらない。83分、敵陣で相手のパスが乱れた隙を逃さなかったサラーが、ボールを奪ってドリブルを開始。ペナルティエリア右まで持ち運ぶと、タイミングを調整して左足シュートをねじ込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 このまま後半アディショナルタイムに入ったが、ドラマは最後の最後に待っていた。ウルブスは敵陣中央の位置で、GKアリソンからのボールをチャチュアが奪うと、セカンドボールを引き取ったアンドレが前を向く。ドリブルで前進し、左足を振り抜くと、ボールはディフレクションしてゴールに吸い込まれる。アンドレの魂の一撃がゴールネットを揺らし、ウルブスが再び前に出た。

 試合はこのままタイムアップ。リヴァプールはプレミアリーグで4試合ぶり、公式戦全体で見ると5試合ぶりの黒星を喫し、開幕直後に並ぶ5連勝まで持っていくことはできなかった。一方、ウルブスは2-0で勝利した前節のアストン・ヴィラ戦に続く2連勝。今季初の連勝をやってのけ、残留に向けて勢いに乗れる1勝を手にした。

 この後、両チームは6日に控えたFAカップ5回戦で、まったく同じ会場で再戦する。

【スコア】
ウルヴァーハンプトン 2-1 リヴァプール

【得点者】
1-0 78分 ロドリゴ・ゴメス(ウルヴァーハンプトン)
1-1 83分 モハメド・サラー(リヴァプール)
2-1 90+4分 アンドレ(ウルヴァーハンプトン)

【ゴール動画】後半ATのドラマ、アンドレが魂の決勝弾