パイロットの“身代わり”に 危険な任務へ ノースロップ・グラマンが開発した「忠良なる無人機」の新名称を発表

人手不足・老朽化・災害の三重苦

ノースロップ・グラマンが開発中の新型無人機YFQ-48Aに「タロン・ブルー」という愛称が付与されました。

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 ノースロップ・グラマンは、自社資金で開発を進めている自律型戦闘支援機YFQ-48Aについて、新たに「タロン・ブルー(Talon Blue)」という名称を発表しました。

 YFQ-48Aは、米空軍が推進する「協調型戦闘航空機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)」構想に関連する自律型無人機です。有人戦闘機と連携し、敵の防空網が存在する脅威度の高い空域への進出といったパイロットにとって高リスクな任務を代替することが想定されているほか、有人戦闘機にとっての前進センサーとしての役割や兵装を搭載しての火力投射などを担います。

 このYFQ-48Aは、モジュール化設計とデジタル製造技術を採用している点が特徴です。これにより部品点数や重量の削減を通じて、生産期間の短縮とコスト抑制を図っています。これは、CCAにおいて求められる「低コストかつ迅速な取得」というアメリカ空軍の調達方針とも合致するものだといいます。

 また、ノースロップ・グラマンは自律制御ソフトウェアの開発基盤として「Talon IQ」と呼ばれるテストベッド・エコシステムを整備。実績ある飛行用自律ハードウェアとの統合技術を活用し、パートナー企業とともにソフトウェアを継続的に高度化できる体制を構築しているとのことです。