ポステコグルー氏、トッテナム主将ロメロのクラブ批判に言及「忘れてはいけないのは、彼はW杯を優勝した選手だ」

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 昨シーズンまでトッテナム・ホットスパーを率いたアンジェ・ポステコグルー氏が、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロのプレースタイルについて語った。19日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 ポステコグルー氏は2023年7月にトッテナムの指揮官に就任すると、2023-24シーズンの序盤戦で一時はトップに立つなど、プレミアリーグを席巻。しかし、後半戦に入るにつれて徐々に失速し、就任初年度はプレミアリーグ5位で終えた。続く2024-25シーズンはヨーロッパリーグ(EL)を制し、17年ぶりに主要タイトルをもたらした。しかし、リーグ戦では17位に終わり、シーズン終了後に解任された。

 そのポステコグルー氏は、YouTubeチャンネル『The Overlap』の番組『Stick to Football』に出演。トッテナムで主将を務めるロメロについて「彼は恐れ知らずなんだよ。勝者だ。私は勝者が大好きなんだ。彼なしではELを優勝することはできなかっただろう。ああいう選手がドレッシングルームには必要だ」と、かつての教え子を称えた。

 一方で、ロメロはそのプレースタイルから今シーズンだけで2度の退場処分を受けている。ポステコグルー氏は、「彼のことは大好きだよ。確かに、ギリギリなプレーをする」と述べた上で、「彼がラインを越えてしまったことがあるか? ある。彼はトレーニングでやりすぎてしまうことがある。コーチたちは『どうする?』と言うこともあるが、私は『君たちが忠告すればいい。私は何も言わないよ』と返す。でも、あのメンタリティがチームに必要なんだ。要はそれをどう扱うか、どう生かすかなんだ。チームメイトは心の底から彼を尊敬している。ただ、恐れてもいる。彼を怒らせたくないとは思っているだろう。忘れてはいけないのは、彼はアルゼンチン代表であり、ワールドカップを優勝した選手だ」と、ロメロが持つメンタリティゆえに際どいプレーをしてしまうと語った。

 また、ロメロがクラブの補強方針についてSNS上で批判する投稿をしたことにも言及し、「彼の批判の一因はそこにあると思う。アルゼンチン代表でチームメイトのエンソ・フェルナンデス(チェルシー)やリサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド)と話していて、『他のクラブは勝利のために補強しているのに、なぜ僕たちはそうじゃないんだ。なぜだ? 僕は勝ちたいんだ』と感じているんじゃないかと思う」と、自身の見解を示した。

 なお、ポステコグルー氏は以前、同番組でトッテナムの補強方針について問題があると指摘していた。

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