欧州スーパーリーグ構想は消滅へ…レアルがUEFAとの“法的紛争”解決に向けて原則合意

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 レアル・マドリードは11日、欧州サッカー連盟(UEFA)および欧州クラブ協会(EFC)との和解に向けて原則合意に達したことを発表した。

 欧州スーパーリーグ構想を巡ってUEFAとの対立が続いていたレアル・マドリードだが、共同声明にて「数カ月に渡る協議を経て、UEFA、EFC、そしてレアル・マドリードは欧州サッカーの最善の利益と健全な発展のための原則合意に達した」と発表。その上で「最終合意が成立し次第、欧州スーパーリーグに関するあらゆる法的紛争も解決されることになるだろう」と強調している。

 欧州スーパーリーグはUEFA主催のチャンピオンズリーグ(CL)に代わる新たなコンペティションとして2021年4月に設立された。しかし、降格がないレギュレーションなどに対してファンやサポーターを中心に各方面から批判が集中し、アーセナル、チェルシー、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、トッテナム・ホットスパーのプレミアリーグ勢が72時間以内に撤退を表明。アトレティコ・マドリード、ミラン、インテル、ユヴェントスも続き、今月7日にバルセロナが離脱したことで、レアル・マドリードのみが残る形となっていた。

 一方、2023年12月には欧州司法裁判所が国際サッカー連盟(FIFA)やUEFAが欧州スーパーリーグ構想を阻止するのはEU(欧州連合)法に違反しているとの判決を宣告。構想参加クラブへの制裁を示唆したことは「優越的地位の乱用」にあたるとされ、その後、レアル・マドリードはUEFAに損害賠償を求める意向を表明していた。

 今回の基本合意を受け、約5年間に渡って続いた対立は解消され、大きな波紋を呼んだ欧州スーパーリーグ構想は消滅する運びとなった。