「開かない踏切」解消だけじゃない!? 東急「下町の商店街」駅の高架化が事業着手 山手通り~環七つなぐ“新道路”と同時進行

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東京都が東急大井町線「戸越公園駅」(品川区)付近の高架化事業に着手しました。実は、道路整備も同時に進行します。

下町の商店街「戸越公園駅」高架化へ

 東京都は2026年2月6日、東急大井町線「戸越公園駅」(品川区)付近の高架化事業に着手したと発表しました。

 戸越公園駅の前後およそ0.9kmを高架化し、6か所の踏切を除去します。それぞれ、国の踏切道改良促進法で「開かずの踏切」にリストアップされており、連続立体交差事業の認可に向けた取り組みが進められていました。高架に沿って側道(鉄道付属街路)約0.3kmも整備されます。

 現在の戸越公園駅は2面2線の相対式ホームで、上下線それぞれの西側に改札がありますが、高架化後は1面2線の島式ホームとなります。大井町線は大井町駅から下神明駅の先まで高架、戸越公園駅前後で地上、中延駅前後は再び高架という構造ですが、完成後は全て高架となる見込みです。

 さらに、西側の改札に面した「とごし公園通り」こと「補助29号線」は別途、拡幅されます。大崎の山手通りから、大田区東馬込の環七通りまでを南北に結ぶ幅員20mの都市計画道路が計画されており、一部は新設、一部は商店街区間を拡幅して車道2車線、両側に歩道と自転車道を持つ道路が整備されます。

 これは、いわゆる“木密”地域の延焼防止を目的とした「特定整備路線」に位置づけられており、商店街や住宅街の風景も大きく変わる見込みです。

 戸越公園駅付近の鉄道高架化は事業期間が2035年度まで、補助29号線の戸越公園駅付近の整備目標は2032年度までとなっています。