“最も厳しいシーズン”に直面も…リヴァプール指揮官「特別なことを成し遂げる可能性は残されている」

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 シーズン開幕前の期待とは裏腹に、“王者”リヴァプールは苦しい戦いが続いている。

 ユルゲン・クロップ前監督による長期政権が終焉を迎え、アルネ・スロット監督のもとでの新たな船出となった昨シーズン、リヴァプールは4試合を残して5年ぶりのプレミアリーグ制覇を成し遂げた。しかし、今シーズンはここまで11勝6分8敗と不安定な戦いが続き、第25節終了時点で首位アーセナルと「17」ポイント差の6位に位置。昨年夏に4億ポンド(約839億円)以上を費やす大型補強を敢行し、スカッドに厚みをもたらしたのにも関わらずだ。

 当然、スロット監督への風当たりも強まりつつある。クラブOBであるジェイミー・キャラガー氏は「前のシーズンにリーグ優勝し、多くの資金を投じておきながら、チャンピオンズリーグ(CL)出場権すら獲得できないのであれば言い訳の余地はないと思う。来シーズンのCL出場権を危惧するようになった時点で、監督職の在り方はまったく別次元の話になるんだ」と明言し、CL出場権を逃した場合には解任もやむなしとの認識を示した。

 CLでラウンド16へのストレートインを決めながらも、リーグ戦で思うように勝ち点を獲得できていない現状について、スロット監督はイギリスメディア『スカイスポーツ』に対して「間違いなく最も厳しいシーズンだ。これまで監督を務めてきたシーズンは良いことばかりだったし、連敗を喫したことは一度もなかったと思う。今シーズンは私や選手にとって例外的状況だ。我々は連敗や引き分けに慣れていない」と明言。その上で、次のように言葉を続けている。

「今シーズンの状況は私が指揮を執った他のシーズン、つまり常に特別な何かを成し遂げてきたシーズンとは異なる。しかし、今シーズンもまだ何か特別なことを成し遂げる可能性は残されている。上位との差を詰めるためにはとにかく勝ち続けなければならない。今シーズンはそれができていない。だからこそ、もっと勝ち点を積み上げ、完璧に近づく必要があるんだ」

 来シーズンのCL出場権獲得に向けて、ともに1試合消化の多い5位チェルシーとは「5」ポイント差、4位マンチェスター・ユナイテッドとは「6」ポイント差をつけられているリヴァプール。スロット監督は「CLに出場できなければ、それは間違いなく受け入れがたいシーズンだ。私がここに来た時もフェデリコ・キエーザとしか契約できなかったが、それもヨーロッパリーグ(EL)に出場した後のことだった。クラブの運営に大きな影響を与えることも理解している」と強調した。

 現地時間11日には昇格組ながらトップハーフに食い込んでいるサンダーランドと対戦。今シーズン、ホームチームが一度も敗れていない『スタジアム・オブ・ライト』に乗り込む。逆転負けを喫したマンチェスター・シティ戦から中2日での一戦を前にスロット監督は「選手たちを大いに称賛しなければならない。これまでの多くの挫折を経験し、期待に応えられなかったことが何度もあったが、3日後には再び立ち上がり、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた」と語っている。