米商務長官、交友継続認める=エプスタイン疑惑、進退触れず

製薬会社の「花形」大幅に減少

 【ワシントン時事】ラトニック米商務長官は10日の上院歳出委員会公聴会で、少女らを性的に搾取した罪で起訴され勾留中に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との交流が続いていたことを認めた。これまでは2005年に交友関係を断ったと強調していた。ただ、「いかなる点においても全く悪いことをしていない」と弁明、進退には触れなかった。
 司法省が公表した捜査資料でラトニック氏の説明の矛盾が浮き彫りとなり、与野党から辞任を求める声が上がっている。公聴会では議員から、全容を明らかにするよう求める声が噴出。野党民主党のバンホーレン議員は「資料は現在の職務に適任かどうか、疑問を投げ掛けるものだ」と迫った。
 ラトニック氏は、エプスタイン氏が保有するカリブ海の島を12年に訪れた上、昼食を共にしたことを認めた。「不都合なことがあったと示唆する関係ではなかった」と訴えた。