2部レスター、PSR違反で勝ち点「6」剥奪…降格圏22位と並ぶ「失望とともに受け止めている」

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 イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)は5日、チャンピオンシップ(イングランド2部)のレスターは2023-24シーズンまでの3年間、収益と持続可能性に関する規則(PSR)に違反したとして、勝ち点「6」の剥奪処分を下した。

 レスターは昨シーズン、プレミアリーグ18位でフィニッシュして2部のチャンピオンシップに降格した。プレミアリーグ復帰を目指し、マルティ・シフエンテス前監督を招へいして臨んだ今シーズンだったが、成績不振により1月25日に解任。現在はアンディ・キング暫定監督が指揮を執っている。

 前節終了時点で勝ち点「38」のリーグ17位に位置していたレスターだったが、今回の処分により勝ち点は「32」に。得失点差の関係で20位となっているものの、降格圏の22位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンと勝ち点で並ぶことになった。

 今回の処分は、2021-22シーズンから2023-24シーズンまでの3年間、PSRで認められている損失許容額を上回る損失を出したことによるもの。イギリスメディア『BBC』によると、EFLが定める損失許容額を2080万ポンド上回っていたという。なお、告発はプレミアリーグによるものだったが、レスターがチャンピオンシップに降格したことにより、EFLが引き継いでいた。

 EFLは、今回の処分に際し、以下のように声明を発表している。

「EFLは、プレミアリーグの規則のもとで任命された独立した懲戒委員会による判断を確認した。同委員会は、レスター・シティが2023-24シーズンまでの3年間の報告期間において、収益と持続可能性に関する規則(PSR)に違反したと認定している。あらゆる関連要素を考慮し、委員会は勝ち点『6』の剥奪処分を勧告した。これを受けてEFL理事会は会合を開き、処分をチャンピオンシップの順位に即時適用するべきであると判断した」

 また、レスターは今回の処分に対し、「レスター・シティは、独立した懲戒委員会の決定を失望とともに受け止めている。クラブは、今後どのような対応を取るか、与えられた時間の中で検討する。独立した懲戒委員会の判断により、前例のない規模の処分は大幅に軽減されたものの、なお今回の勧告は不均衡であり、我々が提示した軽減要素を十分に反映していない。競技上の目標に及ぼしうる影響を考えれば、その重要性はいくら強調してもしすぎるということはない」と声明を発表した。

 そして、「現在、クラブはこの決定を全面的に精査しており、取りうる選択肢について検討している。今後も建設的な対話に努め、あらゆる対応が公正かつ均衡のとれたものであり、適切な手続きを経て決定されたものとなるよう尽力する」とも発表している。

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