横浜の住宅街を貫く「新トンネル」40年越しの開通へはずみ! 丁字路の山、反対側からも“ぶち抜き”着手へ 計画から80年越し!?

医薬品マーケティングの変化とは

横浜市道路局が2026年年度、都市計画道路「桜木東戸塚線(平戸地区)」の工事を加速させます。

「都市伝説」のようなトンネルが急速に現実に

 横浜市道路局が2026年2月2日、来年度の予算概要を発表しました。長きにわたり事業が停滞し、ここ数年で急速に進んでいる都市計画道路「桜木東戸塚線(平戸地区)」がさらに進捗します。

 この道路は、横浜都心部の桜木町から戸塚区内の国道1号までを東西に結ぶ「平戸桜木道路」の実質的な延伸部にあたります。平戸桜木道路の終点となっている国道1号「山谷」交差点にそびえる住宅街の山を2本のトンネルで貫き、環状2号線(環2)へつなげます。

 新設区間は670m。幅員は24mから28mと広く、4車線が確保されます。環2側はすでに立体交差となっており、環2本線の高架橋下の丁字交差点に新しい道が接続。その先は高架でJR線(東戸塚駅付近)を越え、横浜新道の川上IC方面や相鉄いずみの線方面へ通じています。

 山谷交差点前後の国道1号は道が細く、慢性的に渋滞しており、国道1号と環2を行き来するうえで住宅街が抜け道になっている現状があります。この道ができれば、山谷交差点の南で環2と接続しボトルネックとなっている「平戸立体」交差点を回避でき、周辺の渋滞緩和につながると期待されています。

 戦後まもなく1946年に都市計画決定され、1989年の事業化から少しずつ用地が確保されてきましたが、一気に動いたのは2024年度から。国道1号側の「第2トンネル」より本体工事が始まりました。そして2026年度は「引き続き用地取得と国道1号側の第2トンネルの工事を進めるとともに、環状2号線側の切土工事に着手します」とされています。

 環2側も丁字路の先に高い山がそびえており、その風景は長らく変わりませんでした。ここを切り崩し、「第1トンネル」を建設していくこととなります。また、第1トンネルと第2トンネルのあいだの区間の切土や擁壁といった本体工事も2026年度から着手予定です。

 現在のところ全体の工期は2031年度までとなっています。