3年連続の国王杯準決勝進出! ソシエダ指揮官「レミロのセーブが試合の流れを変えた」

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 レアル・ソシエダは5日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝でアラベスを3-2で破った。試合後、スペインメディア『マルカ』が、レアル・ソシエダを率いるペッレグリーノ・マタラッツォ監督のコメントを伝えた。

 試合は序盤の8分にレアル・ソシエダが失点したものの、直後の15分にスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが左足でシュートを叩き込んで同点とする。29分にPKで失点し、1点ビハインドで後半へ折り返すと、65分にはクロアチア代表DFドゥイェ・チャレタ・ツァルのファウルで、再びPKを献上。しかしながら、ここで躍動したのがレアル・ソシエダの“守護神”。スペイン代表GKアレハンドロ・レミロが完全にコースを読み切り、同FWトニ・マルティネスのシュートを防いで見せた。

 レミロの活躍によって難を逃れたレアル・ソシエダは、76分に同MFベニャト・トゥリエンテスのスルーパスに抜け出した元ポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスが同点ゴールを奪う。続く80分には、カウンターの流れでクロアチア代表MFルカ・スチッチがスルーパスを送り、背後へ飛び出したアイスランド代表FWオーリ・オスカルソンが股抜きシュートを沈める。試合はこのままタイムアップを迎え、レアル・ソシエダは劇的逆転勝利により、3年連続のコパ・デル・レイ準決勝進出を決めた。

 試合後、マタラッツォ監督は「我々は長い間、焦りを感じながらプレーしていた。しかしながら、レミロのセーブが試合の流れを変えてくれたね。チームは勝利を信じ、アラベスに2度のPKを与えた非常に厳しい試合を乗り切ることができた」と総括。「もちろん、改善すべき点はたくさんある。決して良い試合ではなかった」と語りつつも、次のような言葉で、PKストップで流れを手繰り寄せた“守護神”と、交代出場で入った面々を称えた。

「アレックスが重要なPKを止めたこと、そして選手交代が大きかった。スチッチは機動性を高め、ダニ・ディアスも今シーズン初の出場にもかかわらず、非常に良いプレーを見せてくれた」

「そして、オスカルソンが決勝ゴールを奪った。彼のゴールを嬉しく思うよ。彼にとってこのゴールは非常に重要なものになったはず。彼は非常に良い感触を得ている。今後も成長を続け、ますます良いプレーを見せていくべき選手なんだ」

 レアル・ソシエダにとってはアウェイゲームだったが、敵地『エスタディオ・メンディソローサ』には2000人を超えるサポーターが駆けつけた。マタラッツォ監督は「サポーターの応援は素晴らしかったよ。ホテルを出てから、ピッチに登場するまで、ずっと彼らの応援を受けていた。エネルギーを肌で感じることができた。間違いなく、準決勝進出の鍵となったよ」と話し、ファン・サポーターの声援への感謝を口にした。

 なお、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、重度の筋肉損傷により戦線を離脱しているため、同試合はメンバー外だった。

【ハイライト動画】ソシエダ、アラベスとの激闘を制し国王杯準決勝へ

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