三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行グループ5社の2025年4~12月期連結決算が4日、出そろった。日銀の利上げが進み、貸し出しの利ざやが改善。企業の資金需要も旺盛で、純利益の合計は前年同期比14.1%増の4兆7169億円に膨らんだ。りそなホールディングスを除く4社が4~12月期としての過去最高益を更新した。
各社の純利益は、三菱UFJが3.7%増の1兆8135億円、三井住友フィナンシャルグループ(FG)が22.8%増の1兆3947億円。みずほフィナンシャルグループも19.2%増の1兆198億円と初めて1兆円の大台に乗せた。3社はM&A(合併・買収)関連など手数料収入の伸びも堅調だった。
三井住友トラストグループは18.0%増の2666億円、りそなは31.3%増の2221億円だった。
26年3月期の通期業績予想は、りそなが純利益見通しを上方修正。他の4社は通期予想に対する純利益の進捗(しんちょく)率が4~12月期時点で90%前後に達しているが、「経営環境に一定の不透明感がある」(三菱UFJ)などとして予想を据え置いた。
昨年12月の日銀の利上げに関しては、三菱UFJが資金利益で250億円程度、三井住友FGが200億円程度の上振れを見込む。