マテタのミラン移籍は土壇場で破談に…メディカルチェックでひざの問題発覚、W杯見据え手術へ?

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 ミラン移籍が有力視されていたクリスタル・パレス所属のフランス代表FWジャン・フィリップ・マテタだが、メディカルチェックを通過することができなかったようだ。3日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 2021年夏にクリスタル・パレスへ加入したマテタはここまで公式戦通算186試合に出場し56ゴール13アシストをマーク。プレミアリーグでは2シーズン連続で二桁得点を記録し、今シーズンもここまで8ゴールを挙げるなどエースストライカーとして活躍しているが、今冬には移籍希望をクラブ上層部に通達。様々なクラブからの関心が明らかになる中でミランとの交渉が進展し、移籍が濃厚と見られていた。

 しかし、最終的にマテタの移籍は実現せず。報道によると、2度のメディカルチェックを経てひざの問題が発覚し、ミランが土壇場で獲得を断念したという。クリスタル・パレスは移籍に向けた準備としてマテタの詳細な医療報告書を送付していたが、ミランは治療と負荷管理だけではひざの炎症を抑えることが困難であり、完治には手術が必要になる可能性が高いとの結論に達して契約を見送ったようだ。

 ミランのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)も「マテタとの契約は現在ではなく将来を見据えたものだった。しかし、フィジカルの問題に直面し、契約締結を進めることができないと判断した」と明かしている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、昨年10月にフランス代表デビューを飾ったマテタは今シーズン終了後のFIFAワールドカップ26を見据え、近日中にひざの手術に関する決断を下す見込みだという。

 なお、クリスタル・パレスは今冬の移籍市場でクラブ最高額の推定4800万ポンド(約102億円)を投じ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)からノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド・ラーセンを獲得した。現行契約が2027年6月末までとなっているマテタについては、今シーズン終了後の退団が既定路線と報じられている。

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