フランクフルトは30日、新監督にスペイン人指揮官のアルベルト・リエラ監督が就任することを発表した。なお、リエラ監督は2月2日から指揮を執り、契約期間は2028年6月30日までと明らかになっている。
昨シーズンのブンデスリーガを3位で終えたフランクフルトは、夏の移籍市場で日本代表MF堂安律やドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトら即戦力を補強。しかし、ブンデスリーガではワーストタイの39失点(現在は42)を喫して7位(現在は8位)となっていた状況から、今月18日にディノ・トップメラー監督の退任を発表していた。
今冬にはU-23日本代表DF小杉啓太も加入したフランクフルトの後任指揮官には注目が集まっていたなか、スロベニアのNKツェリェを率いるリエラ監督を引き抜くことが決定した。なお、リエラ監督の希望によって2月1日にNKツェリェでの最終戦を終えてから、週明けにフランクフルトに合流することになったことも伝えられている。
現在43歳のリエラ監督は現役時代にはマジョルカやマンチェスター・シティ、リヴァプールなどでプレーし、スペイン代表としても通算16試合に出場した。2016年夏に現役を退いた後、2020年夏から指導者に転身し、これまでガラタサライのアシスタントコーチやボルドーの監督などを歴任。2024年夏にNKツェリェの指揮官に2度目の就任を果たすと、昨シーズンは国内カップ戦を制覇し、今シーズンは国内リーグで2位に勝ち点「12」差をつけて首位に立ち、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)ではノックアウトステージのプレーオフ進出に導いていた。
リエラ監督の就任が決定したことを受け、スポーツ担当理事のマルクス・クロシェ氏はフランクフルトのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「アルベルト・リエラというモダンで集中力があり、攻撃的なサッカーをプレーする監督を慎重に選んだ。彼は国際的な経験を持ち、明確なプレー哲学を持ち、チームとの日々の業務においても同様に明確なアプローチを持っている」
「話し合いの中で、アルベルトの豊富な専門知識と優れたコミュニケーション能力に感銘を受けた。私たちは長年にわたり彼の成長を見守ってきたが、彼の能力が現状および将来のフランクフルトの要求に合致し、また個人的なレベルでもクラブとチームに非常にフィットすると確信している」