ミャンマー総選挙、国軍勢力8割超=軍政継続が確定―選管発表

 【バンコク時事】ミャンマー軍事政権下の選挙管理委員会は、昨年12月から今年1月にかけて行われた総選挙について、上下両院で国軍系の連邦団結発展党(USDP)が過半数の議席を獲得したと発表した。国軍が指名する非改選の軍人議員枠を加えた国軍勢力は上下両院の8割超を占める。2021年2月のクーデターで実権を握った国軍の支配が継続することが確定した。
 総選挙は、少数民族の武装勢力や民主派との戦闘が続く中、治安の悪化を理由に78議席の投票が中止され計420議席が争われた。投票は3回に分けて行われ、選管によると、29日時点でUSDPは上下両院で計339議席で、単独過半数の294議席を上回った。軍人枠の議席166議席と合わせると、国軍系は86%を超えた。